さて、この実験ですが、ペーパークロマトグラフィーと呼ばれています。水と仲良しの色素が早く分離して、フィルターに使っている紙と仲良しの色素はあまり動こうとしないので、色の分離ができるようになります。簡単な実験なのですが、じっくり考えると結構難しく、自由課題としては面白いと思います。
ペーパークロマトグラフィーの応用例にはどのようなものがあるかを調べますと、妊娠検査薬やインフルエンザの判定などがあることがわかります。酒好きの私は、アルコール消毒しているのかインフルエンザにかかったことがありませんので、インフルエンザの判定に使われているとは全く知りませんでした。