忍者や人気キャラのコスプレをして戦国時代にタイムトリップしてみてはいかが?「映画刀剣乱舞」のロケ地にもなった「ともいきの国伊勢忍者キングダム」(三重県伊勢市)では8月1日から9月8日までコスプレキャンペーン「コスプレ自由空間」を開催する。刀剣乱舞の人気キャラはもちろん、忍者や戦国武将になりきるもよし。約10万坪の敷地内を自由に楽しむことができる夢のようなひとときだ。
伊勢忍者キングダムは1993年に開業。約10万坪の敷地内の丘の上には安土城の復元天守閣がテーマパークのシンボルとしてそびえ立っており、伊勢市内からでも見渡せるほどだ。この天守閣、外観はそのままにして今後は1泊500万ともいわれる超豪華ホテルに生まれ変わる。
当初は伊勢戦国時代村としてスタートし、その後、伊勢・安土桃山文化村、伊勢安土桃山城下街と名称を変更。当時の町並みを再現しつつ最近では、その名の通り忍者を全面に打ち出し、評判となっている。また、2019年公開の「映画刀剣乱舞」のロケ地となったことで一段と注目され、全国からコスプレファンも集うようになった。
この8月1日から開催される「コスプレ自由空間」もその一環。会場は9時から21時まで開いており、ライトアップされた夜には、昼間とはまた違った幻想的な時代風景の中で趣のあるコスプレを楽しむこともできる。
もともと体験型のアミューズメントパークらしく、ふだんから入園客はレンタルの忍者衣装や着物に着替えて、場内を散策することができるが「コスプレ自由空間」期間中は衣装の持ち込みも自由。刀剣乱舞の人気キャラの鶴丸国永、三日月宗近、山姥切国広らのコスプレイヤー達もたくさん訪れることだろう。また自前のコスプレで武徳館に来館すると、江戸時代の古銭(寛永通宝)を1枚進呈という特典もある。
もちろん、自由にはほどよい決まり事がある。主催者側は「参加する方にはホームページにあるコスプレ規約を読んでいただいて、その範囲内で楽しんでいただけたら」と話している。