道端の段ボール箱に捨てられていた子猫 引き取ったララァはお父さんが大好き

渡辺 陽 渡辺 陽

生後間もない時に兄弟と一緒に道端に捨てられていたララァちゃん。命を取り留めたのは良かったが、他の兄弟は里親さんが決まったのに、ララァちゃんは最後に残ってしまった。

道路に捨てられていた生まれたての子猫たち

2015年5月、生後間もない4匹の子猫を入れた段ボール箱が、愛知県の住宅地の道路に置かれていた。1匹は既に息絶えていて、1匹は保護主さんの子供が引き取り、もう1匹はすぐに行き先が決まった。ところが1匹、ララァちゃんだけはなかなか里親希望者が現れなかった。

生後1週間になった時、愛知県に住む世古さんは、ララァちゃんたち子猫が捨てられていたいきさつを聞いて、残っているララァちゃんを見に行くことにした。保護主さんのところに行く時、世古さんは「飼ってもいい」という気持ちになっていた。

ララァちゃんにはひとめぼれしたが、まだミルクを2、3時間おきに与えなければならなかったので、仕事を持っている世古さんは、生後3週間になるまで保護主さんのところで育ててもらうことにした。そのため、ララァちゃんは、保護主さんのところにいた兄弟と一緒に育つことができた。

お父さんが大好き

世古さんのところにやってきたララァちゃんは、6時間おきにミルクを飲んだ。最初、オシッコはできたが便秘になってしまった。4日目になって、少しは環境に慣れたのか便が出た。神経質なのか、ミルクは飲んだが水は飲まず、器を変えたら飲むようになったという。

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