「ポイ捨て激減に感謝」「また金魚を買って放します」 あの商店街の怒りの貼り紙が変更

黒川 裕生 黒川 裕生

兵庫県加古川市の商店街「ベルデモール」にある池のオブジェで8月初旬、地元の商店主が長年大切に育ててきた40匹ほどの金魚などがほぼ全滅。これを受けて「池の中にタバコ・クスリ等入れたのはどこのだれだ恥を知れ」と書いた紙が貼り出されたことが、大変な話題になりました。大量死の原因は不明ですが、その日、池の周囲には、商店街の閉店後に捨てたとみられるタバコの吸い殻がたくさん落ちていたといいます。しかしその貼り紙をして以降、ポイ捨て自体は激減したそうで、13日にはこんな貼り紙に差し替えられていました。

「有り難うご座居ます おかげさまでタバコのポイ捨てする人が激減して此の所有りません。金魚は又買って放します」

前日まで貼られていた「せっかく育ってきた金魚、錦鯉、フナ、エビ等が全部死に絶えてしまいました。池の中にタバコ・クスリ等入れたのは どこのだれだ恥を知れ」という激しい内容から一転、ポイ捨てがなくなったことで店主の気持ちが少し落ち着いた様子がうかがえます。

今回、怒りの貼り紙を撮影してTwitterに投稿したらりほうさん(@rrpt3)も、「金魚の池、貼り紙変わってましたよ。やっぱりおっちゃん良い人」と胸を撫で下ろしていました。また以前のように金魚が元気に泳ぐ池になるといいですね。

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