業者に聞いた 夏にレンジフード掃除をプロに頼むべきワケ

広畑 千春 広畑 千春

 夏はどうしても家の中が汚れがち…。子どもがいるご家庭では、余計にではないでしょうか。でもお盆を前に、普段掃除ができなくて気になっている場所などをプロに頼んで大掃除…と考えている方、実は季節ごとに向いている掃除があるそうです。さらに、風呂場やエアコンなど、場所に応じて数年おきに頼むことで、キレイさが保てて1回当たりの値段を下げられることもあるそうです。ハウスクリーニングを手掛ける業者に聞きました。

 教えてくれたのは「Dear Family」の金城富仁さん。遺品整理や終活アドバイザーなどの仕事とともに、年間500件ほどのハウスクリーニングを請け負っています。

 夏に掃除すると効率的なのは、「何と言っても、レンジフード」。ドロドロになった油脂が汚れの主成分ですが、「冬では油が固まってしまい、落とすのにものすごい時間がかかる上に取り切れない場合も少なくない」のだそうです。その点、夏なら気温も高いため「気持ち良いぐらい、中の油汚れが全部落ちてくる」そうです。

 一方、涼しくなってからがおススメなのは風呂場。「というか、すみません、正直、暑くて狭い浴室内で作業するのは結構過酷。早く終わらせたいがあまり、雑になる業者もいます」と打ち明けます。特に普段のお手入れで手が回りにくいのが排水口の奥や浴槽のエプロン内ですが、コンディショナーなどを使いすぎるのは、実は「排水口のヘドロ汚れ」の原因になるそうです。ただ、「汚れを左右するのは家族構成が大きく影響するので、季節的にはいつやっても同じ。できれば少し涼しくなってからがうれしいです(笑)」と話します。

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