タピオカの次は「わらび餅ドリンク」がくる? 話題の発信地・巣鴨の専門店を調査

北村 泰介 北村 泰介
わらび餅入りの抹茶ドリンク。スルッと口内に滑り込む食感がいい=東京・巣鴨
わらび餅入りの抹茶ドリンク。スルッと口内に滑り込む食感がいい=東京・巣鴨

 -わらび餅ドリンクはブームになりますか。

 「タピオカドリンクブームからの乗り換え、派生で新たなブームになるとは思いますが、一過性のもので終わると思います。今までタピオカだったものが、わらび餅になっただけですので。ただ、わらび餅それ自体はとても美味しいことは変わりありませんので、地域に根差し、長年愛されてきた専門店のサブメニューとして残っていくのではないかと思います」

 -飲料に食べ物を入れる発想とブームについて。

 「組み合わせは無限にあるのでこれからもいろんなものが出てくるだろうと思っています。次に新しく若者にブームになる食べ物が出てきますと、タピオカブームはあっさりと終わってしまうだろうと思っています。 ゴミを捨てる場所は少ないですし、カロリーも高いですし。今回は、わらび餅という今までになかった中身への興味がSNSウケにつながったのだろうと思っています」

 わらび餅ドリンクは巣鴨だけでなく、東京・新宿や大阪、北九州など全国各地に登場。ブームの兆しはある。「もとこ」の広報担当は「ブームには左右されず、巣鴨という地域に密着していきたい。ブームに乗っかりはするけれど、踊らされずに」と地に足を付ける。ブーム云々より、高齢化社会における「巣鴨のソウルドリンク」になる可能性を感じた。

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