「臭いまでしてきそう」?!リアル過ぎる魚たちのぬいぐるみが話題

広畑 千春 広畑 千春

 ―さすが、兵庫県明石市の「明石たこ大使」! 漁師というのも思い入れを感じます。ほかにも「そこ?!」みたいな指摘ありましたか?

 「ヒラメの裏側ですかね(笑)」

 

 ―裏側??

 「ええ。裏です。私も裏側なんて見たこともなかったんですが、実はぬいぐるみも縫い目が一部山のような形にゆがんでいます。でも、実際本当にそうなっているんですよね。さかなクンから頂く指摘は本当に的確で、ベラの口がにゅっと伸びるところなども、一番インパクトが強く、普通では知られていない生態まで表現できるように工夫しました。魚の歯も、ちゃんと上下が重なるようになっているんですよ」

 ―もはや、ぬいぐるみというより立体の生態図鑑ですね。今後の展開は?

 「ええ。実は今回のは第1弾で、第2弾、第3弾を予定しており、今も監修の真っ最中です。ただ、さかなクンは大変お忙しい中ですので、発売予定は未定です」

 

ちなみに、今回、公式ツイッターでぬいぐるみの写真を投稿し、火付け役になった桂浜水族館(高知県高知市)によると、最初に売れたのも一番値段の張るマダコだったそうで、買っていったのは中学生っぽい男子だったという。「ぬいぐるみ=かわいい」という常識を突き破った、このぬいぐるみ。夏休みの自由研究の参考にも、いかがですか?

 全国の水族館や雑貨店のほか、ゼペットマート(https://www.zeepetmart.com)では全7種類を取り扱い中。

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