レジ袋有料化は誰のため? パフォーマンスより根本的な解決策探って

ハイヒール・リンゴのつぶやき

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レジ袋を有料化して、5円で袋をもらうのをやめる人がどれだけいるか疑問(naka/stock.adobe.com)
レジ袋を有料化して、5円で袋をもらうのをやめる人がどれだけいるか疑問(naka/stock.adobe.com)

 5円、10円を払うのが嫌だと言っているのではありません。安易に消費者に転嫁して「有料化すればエコの意識が高まり使わなくなるだろう」というのは目先の判りやすい対策でしかないと感じてしまうのです。ごみ削減のため透明ごみ袋が導入されましたが、見られたくないものはやはり白や黒のビニール袋に入れ、最後に透明袋に入れて捨てている人を多く見かけますし、私もやはりそうしてしまいます。てことは、逆にプラごみは増えている?! 分別方法も地域ごとに違い、発泡スチロールを可燃ごみとして燃やす自治体もあって、実家に帰るといつもごみの捨て方で母親とケンカになってしまいます(笑) 

 それより、いっそ全て紙袋にするとか、生分解性プラスチックなどの技術開発を政治主導で進める方が、根本的な解決につながるのではないでしょうか。エコの考えが進んでいるドイツに行った時に思ったのですが、用途に応じいろんな形や容量の紙袋があり全く不便を感じませんでした。 

 有料化は消費者の姿勢を問う切り札のように言われていますが、お上の言うことを簡単に聞かないと思っていた、商人気質の大阪人だって、6月末のG20開催中はG20を成功させるため、国の指導に従いほとんど車を使わなかった。私も番組の収録に自転車で向かいましたが、交通規制地域である中之島の近辺もガラガラ。「大阪人もやったらできるやん!」(笑)プラスチックゴミ問題も必要性をきちんと訴えれば届くはず。小手先のパフォーマンス、レジ袋を有料化になんかしなくても、国民はやるときはやりますから!! 

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