日本とサウジアラビアの親善試合での採用タイトルはサッカーゲーム「ウイニングイレブン2019」、格闘ゲーム「ストリートファイターV アーケードエディション」と「鉄拳7」の3つだが、自身もゲーム愛好家であるファイサル殿下は「サウジアラビアでも有名なタイトルで、歴史もあり人気も高い」と国民に浸透していることを明かした。
一方、10年代に起きている「アラブの春」の余波はサウジアラビアにも押し寄せている。今年1月にサッカー国内リーグの試合で、同国の競技場で初めて女性の観戦が認められた。また、女性による自動車の運転免許取得が世界で唯一禁じられている国だったのだが、6月から解禁され、女性の社会進出促進が期待されている。
女性の自動車免許取得がニュースになる国と最先端のゲーム文化というギャップについて会見では日本の記者から質問が飛んだが、ファイサル殿下はゲームに関する対応に終始。「eスポーツとしてこういうことができるのだと国際的に示すことができる」とした。
親善試合は来年1月18-19日にサウジアラビア、同26-27日に日本で行われ、賞金総額3000万円となる。