“壁ドン”が婚活イベント初導入 対象40~50代の理由とは…50歳女性の切実な告白

北村 泰介 北村 泰介

 リンクバルの広報担当・出来千春さんは「通常40~50代対象のイベントでは1対1でプロフィールを見ながら話すことが多く、どちらかといえば静かなのですが、これだけ盛り上がるのは珍しい」と手応え。「男女はもちろん、同性同士がやられてもいい。相性が合えば仲良くなる方もいます」とコミュニケーションツールとしての応用も示唆した。

 神奈川県の50歳女性は「8回もやってドキドキした」と笑顔を浮かべながら「前から“壁ドン”やってみたかったんです。道を歩いている人に『壁ドンやってください』なんて頼んでも“おかしい人”だと思われるだけ。現実にそういう機会はないので、これまで自分の中で“路地裏に連れ込まれてドン!”という状況を空想してきました」と告白した。

 壁ドンは外見上、女性が受け身で男性がイニシアティブを取ると見られがちだが、むしろ逆に女性の方が“壁ドン願望”が強いという、一つの傾向が浮上した。「だから、もう、楽しいです!」。この女性にとって、願ったりかなったりの企画だったと言えよう。(デイリースポーツ・北村泰介)

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