9月9日には大阪府八尾市で最大のイベント「八尾河内音頭まつり」が開催予定だったが、41回目にして史上初めての中止が直前で決まった。八尾市経済環境部産業政策課によると、会場の久宝寺緑地が台風21号で木が倒れるなどの被害を受けて復旧のメドが立たず、安全確認ができないという判断だった。
同課では「10月8日は商業施設で屋内イベント、12月31日には毎年恒例となった近鉄八尾駅前で河内音頭のカウントダウンライブが行われます。そこに向かっていきたい」と切り替えた。河内音頭事情については「現在、7~8月に八尾市内で櫓が建つ盆踊りは30~40件ほど。4~6月も月1回は定期イベントがあり、冬も含めて通年のイベントになっています」と説明した。
夏の終わりは錦糸町へ、大みそかは八尾で年越しという流れが、音頭ファンに定着していくかもしれない。