脳が混乱する「赤うどん」 広島で食べてきた カープ応援で地元企業が開発

黒川 裕生 黒川 裕生

 -赤いうどん、おいしかったですけど、見た目と味がうまく結びつかず、混乱しました。どういう狙いで開発され、いつからメニューにあるのですか?

 「地元企業としてカープを応援しようと、チームカラーの赤をイメージして始めました。が、すみません、いつ頃からあるのかは私も把握していません。10年くらい前からだと思いますが(※)」

 (※)店内に掲示されていた地元紙の紹介記事によると、2009年頃からのようです。

 「ぶっちゃけた話、麺が赤いのは着色しているだけなので、味自体は普通のうどんと変わりません。でも、目に留まるでしょう?多めのネギは球場の緑の芝をイメージしています。カープのロゴがデザインされたかまぼこもかわいいと思いませんか。話題性、インパクトを重視しています!」

 -なるほど、じゃあ結構売れているんでしょうか。

 「1日10~20食程度です。正直、そこまでではありません」

 -なんということでしょう。でも色はあんな感じですけど、味にもかなりこだわりがあるのでは?

 「その通りです。だしはかつおベースのオリジナルで、少し濃いめの味に仕上げています。立ち食いの店は急いでいるお客さまが多く、大半の人は汁を飲みません。だから、麺に絡みやすく、少量でもしっかりとまろやかな味がするよう調整しているんですよ。広島にお立ち寄りの際には、是非一度ご賞味ください」

 ありがとうございました。ちなみに私は赤うどんを食べた後にお好み焼きを食べました。

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