吉澤ひとみ被告の保釈金 「300~500万円の間」と推測

小川 泰平 小川 泰平
警察車両で移送される吉澤ひとみ被告=6日、中野警察署
警察車両で移送される吉澤ひとみ被告=6日、中野警察署

 酒気帯び運転でひき逃げしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で26日に起訴されたアイドルグループ「モーニング娘。」元メンバーのタレント・吉澤ひとみ被告(33)について、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏はこの日、デイリースポーツの取材に対し、保釈金は「300万~500万円の間」と予想した。

保釈金は条件を守れば全額返金

 起訴状によると、吉沢被告は9月6日朝、東京都中野区で酒気帯びの状態で乗用車を運転し、赤信号を無視して法定速度を約20キロ超える時速86キロで交差点に進入。男女2人に軽傷を負わせて走り去ったとしている。吉澤被告の弁護人は26日、東京地裁に保釈を請求したが、その日は勾留されている東京・原宿署から保釈されなかった。

 小川氏は「過失傷害に当たる事故に関する示談が成立しているか、していないかが保釈に大きな影響を与える」と指摘。さらに「示談が既に成立しているか、示談に向けての話し合いが進んでいることが認められれば、保釈ということになるのでは」と説明した。

 その際に注目される保釈金とは、裁判所に納める保釈の保証金。証拠隠滅や逃亡、裁判の欠席などをしないという条件を守れば裁判終了後に全額返金される。これまで報じられた有名人の保釈金は、酒井法子や清原和博が500万円、ASKAが700万円、押尾学が1000万円、羽賀研二が2000万円、小室哲哉が3000万円と、その額は様々だった。

 小川氏は吉澤被告の保釈金について「200万円ということはなく、少なくて300万円、多くて500万円。300万~500万円の間でしょう」と推測。事故の被害者との示談成立か、成立の見通しが立つ状態になっていれば、27日にも保釈されると予想した。(文中敬称略)

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