吉澤ひとみ被告の保釈時メークの裏側は?懲役1年半、執行猶予3年が相場

小川 泰平 小川 泰平
保釈され、報道陣の元へ向かう吉澤ひとみ被告(27日撮影)
保釈され、報道陣の元へ向かう吉澤ひとみ被告(27日撮影)

 酒気帯び運転でひき逃げしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で逮捕、起訴されたアイドルグループ「モーニング娘。」元メンバーのタレント・吉澤ひとみ被告(33)が保釈されてから一夜明けた28日、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏はデイリースポーツの取材に対し、有名人が警察署から保釈される時の状況の移り変わりや、吉澤被告の今後について見解を示した。

半ば“儀式化”した近年の動き

 吉澤被告は27日午後、白のブラウスに黒のスカート姿で、勾留されていた警視庁原宿警察署の通用口から登場し、待ち構えた報道陣のカメラの前で7秒間、頭を下げて謝罪の言葉を口にした。その時、憔悴(しょうすい)した表情には、うっすらとメークが施されていた。

 小川氏は「私が留置場勤務をしていた頃、ある有名な芸能人が入っていた。保釈で出る時に警察署の部屋で所持品等の確認をした後、着替えをし、椅子に座ってメークの人に化粧をしてもらっていました」と振り返った。さらに「保釈された芸能人が正面から出て頭を下げるのはここ数年のことでしょう」と指摘。「私が現職だった10~20年前にはそういうことはなかった。本人の希望もあり、周囲の混雑を防ぐために裏口からそっと出ていました」と、半ば“儀式化”した近年の動きとの違いを分析した。

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