ちなみに、アートに使う稲の色は、基本的に黒紫、黄色、緑なのだそう。
緑の稲は、愛知県産の酒米「若水」とよばれるもの。稲で刈った後の若水は100%、地元の酒蔵「神杉酒造」へ行き、美味しい日本酒に姿を変えるという。これもまた地元の人々にとっての醍醐味のひとつになるのだ。
7月20日頃には、アートが一番綺麗に見える時期なので、鑑賞祭を予定している。当日はクレーン車に乗ってアートを眺めることも可能だ。近くの橋の上からも見えるそうなので、稲で出来上がる消防車の田んぼアートが今からとても楽しみだ。10月には稲刈祭も開催される。その後の日本酒造りにも期待が膨らむ。