名古屋の路上で3800万円強奪 現金移動は「ドアtoドア」で

小川 泰平 小川 泰平
現金約3800万円の入ったショルダーバッグが強奪される事件があった現場付近を調べる愛知県警の捜査員=8日、名古屋市中区(提供・共同通信社)
現金約3800万円の入ったショルダーバッグが強奪される事件があった現場付近を調べる愛知県警の捜査員=8日、名古屋市中区(提供・共同通信社)

 この事件からは、大金を持ち歩く際の危険性が浮かび上がった。どうすれば被害にあわずに済むのか。金額の多寡にかかわらず、日常生活の中で“現ナマ”を持って路上を移動するということは誰もが経験する可能性がある。

 小川氏は「振り込み等にし、現金の移動は極力控えるべきだが、仕方がない場合は、車での移動なら、『車両のドアto移動先建物のドア』という具合に現金を所持して持ち歩くのは控えるべき」と説明。さらに「3800万円くらいなら、ショルダーバッグに入れて、たすき掛けにするなど、簡単に狙われないようにするなどの工夫が必要であるが、いずれにせよ、高齢者が多額の現金を持ち歩くのは非常に危険である」と呼びかけた。

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