自虐はOK…他虐はNO!「日本人の文化」は難しい

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ

 相席スタートのケイちゃんが「ちょうどいいブス」「メガネはブス散らし」って言い始めたときは、本当に絶妙な自虐ネタだと思いました。ところがケイちゃんが書いた「ちょうどいいブスのススメ」が原作となってドラマ化されるときに、女性からのクレームでタイトルが「人生が楽しくなる幸せの法則」に変更されてしまった。

 あのね、映画でも本でもイベントでも「タイトル」ってものスゴく重要なものなんです。それが「男にとって“ちょうどいい”だけでは?」という声をうけて変更された。その意見の意味はわかりますよ。でも原作の内容は同じなんですからタイトルだけ変えてもねぇ。

 つまるところケイちゃんが「自虐」的に言う「ちょうどいいブス」はOKだけど、それを女性全般に当てはめる「他虐」はダメなんですよね。ここが日本人の難しいところ。「翔んで埼玉」の原作者も横浜に引っ越ししてから描けなくなったって、現在住んでいる横浜から以前住んでいた埼玉をおとしめたらいじめになっちゃうって。本当の話でも表現の仕方一つで悪口にも聞こえるものです。

 あっ、そんな話の流れでなんですが、4月25日には『悪口ちゃうねん ホンマのこと!~平成最初で最後の毒リンゴ~』というトークイベントを、大阪のZAZA HOUSEで開催します。こう見えてトークのイベントは初めて。テレビではお見せできない“毒”リンゴになると思います(笑)。もちろんハラスメントはダメですけど、お笑いに関しての他虐と自虐は、もう少しおおらかになってもいいんじゃないかなあと思いますので。

▼『悪口ちゃうねん ホンマのこと!~平成最初で最後の毒リンゴ~』場所:大阪・ZAZA HOUSE、日時:4月25日19時開演※前売2000円、当日2500円

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース