「災害に強い町」は一人一人の気持ちから

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ

 世界で発生するマグニチュード6の地震の約20%が日本近辺といわれるほど地震が多い国だが、今年はさらに台風、豪雨にも見舞われた。そんななか被災した方たちは、助け合い復興に当たっている。ハイヒール・リンゴも、人と人とのつながりこそが「災害に強い町づくり」ではないかと語った。

ススキノの風俗店がお風呂を解放

 今年は地震や台風、豪雨で多くの地域が被災し、『災害に強い町』について考えさせられました。

 9月に北海道を襲った地震で札幌も最大震度6弱を観測。電気も止まり、多くの人が困難な生活を余儀なくされました。そんななか歓楽街ススキノの風俗店ではなんと500円でお風呂を解放。自宅が壊れ風呂が使えなかった人や観光客、公共の入浴施設を利用しづらいLGBTの人が利用されたらしいです。

 この件がどれだけスゴい事なのかを、友人の子供に説明した時の事。「そこはお風呂なんでしょ?」って、素朴な質問が返ってきた(笑)。いわゆるお風呂じゃないけど、お風呂なんだな。古い言葉で言ったら『特殊浴場』。ただ性的な場所だけじゃなく、都道府県単位で価格設定された銭湯以上の入浴料を取る、スーパー銭湯やサウナも『特殊浴場』と言うそうだから、まったく知らない子供に“ススキノのお風呂”の説明には困りはてました(笑)。

 また北海道でシェアNo.1コンビニのセイコーマートでは、甚大に被災した店舗以外、95%以上が営業したそうです。停電時には車を使って電源を確保する用具や、非常用の会計端末が全店舗に配布され、マニュアルもきっちりあったおかげで、被災直後から営業できたといいます。

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