興味深いのは配偶者と死別したら、再婚したい男性と、「没イチ」を満喫する女性に分かれるというところ。寂しいのは一緒だと思うんですけど、男の人はお世話されたいと思っているのが正直、今の日本の社会だなと思って。女の人からしたら、もう世話するだけの人はいらないということ。結婚して相手に求めるものが、もうハッキリ違うのだなと思いました。
じゃあ「没イチ」の人にどう接すればいいのかと聞くと、今後あるだろう「没イチ」の先輩として敬って接したらってことなんですが、これは具体的になかなか難しい事です。私は旦那さんが一回り年上なので「没イチ」の可能性大(笑)。人ごとではなく気持ちを備えないと。やれることから少しずつ。そういえば、私、介護されるときに備えて脱毛に通いだしました。少しでも気持ちよく介護してもらえるよう、前向きな備えです。親を介護された方が通っておられるケースも多いそうで、50代のひそかなブームかもしれません。