出展ブースで目を引いたのは、フランスから輸入された大型フィットネス機器「imoove」だ。高さ2メートルで何より形がユニーク。競技や利用者に合わせ、5段階のレベルで700種類のエクササイズが可能という。価格は何と450万円。「日本で1台。今後は認知度を上げていきたい」と担当の上柳秀之さんは話した。
続いては、これもフランス製治療器「WINBACK」。担当者によるとラジオ波により、激しい運動で傷ついた筋肉の回復を早め、体内を温めることでリラックスできるとのこと。「フランスではこの機械が主流になっていて馬も人も治療できる」といい、サラブレッドのいる茨城県・美浦トレーニングセンターへ説明に出掛けると話していた。価格は340万円だ。
他にもプロ野球日本ハムの近藤健介選手、ソフトバンクの上林誠知選手が動体視力強化のために使っている特殊なサングラス「ビジョナップ」やプロ野球チームが実際に使用している最新の打撃器具も体験できた。さらに、メジャーリーグでも人気の吸うことでエネルギー補給ができる「EAGLE ENERGY」や濃縮乳酸菌「FK23」が売りのニチニチ製薬のブースも訪問。最後は何だか元気になったような気持ちで会場を後にした。
時代はここまで進んでいるのか。業界のいまを知り、健康についてふと見つめ直す機会にもなった。ちなみに来年の大阪開催は11月20日から22日とのことだ。