ちなみに、私が住んでいる兵庫県では、天上界の「神戸」と、危険な「姫路」が隣接しているんですよねー。なんか両極端で複雑です。
「『姫路』は、地域を走っていても改造車などが多そうです。昔から荒いイメージがありますし」
ああ、自動車に詳しい人はそういう目線なんですね…。でも、逆に「神戸」も、住んでいる立場からすると、そんなにハイソでセレブなイメージありませんよ。それなのに「天上界」だなんて…気恥ずかしい…。
「『天上界』というのは、都会的で良いイメージがあるというだけでなく、『別の存在』という意味も含まれているんですよね。たとえば黒塗りの外車で神戸ナンバーって、いろいろと想像をかきたてられるじゃありませんか。それは『横浜』『品川』も同じです」
…いやあ、でもね。ネットでは「『鳥取』があるのに、『島根』がない」とか、「『難波』などというナンバーはない。『なにわ』ではないのか」といったコメントが出ていますよ。大丈夫ですか?
「そうですね。間違えていました。現在は訂正をサイトに掲載しています。」
あら、そうなんですね? そのほか「『京都』は京都府全体なので、そんなに都会感はない」「『和泉』と比較して『堺』は『無味無臭』扱いでいいのか」といった声もあるようです。
「話を聞いたのが、東京在住のライターが多かったので、番付全体が東京からの視点になってしまいました。このたび全国からいろいろなご意見をいただいたので、反響が大きければ、また作ってみたいと思います」
なお、国交省の資料によると、自動車用ナンバープレートの地名は現在116種類あるそうです。
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MONOQLO DRIVEのホームページ(修正された番付がご覧になれます):http://www.shinyusha.co.jp/media/monoqlo-drive/