脊髄の損傷部位が頭から遠ざかるほど、障害の程度は軽くなります。それでも電動車いすで食事は自分で食べることができないなど、ひどい後遺症があるということを覚えておいてほしいのです。報道によると、今回はそこまでの大事に至らなかったようです。けれど、脊髄損傷が起こって、車いす、松葉づえなどを利用せざるをえなくなり、今まで普通にできていたことが急にできなくなることが、どれほど辛い事か…想像は難しいかもしれませんが、考えてみてください。
一時の誤った“思考”が、その人の一生を変えてしまうこともあります。少しショックに受け取られかねない内容も書きましたが、ああいう蛮行を行ったり、誰かにさせることは取り返しがつかないことになりかねません。特にスポーツ、格闘技などをなさっている方は、今回の事件について、改めて考えていただきたいと切に願います。