「北海道うまかったっしょ(ハートマーク×2)」
「またもぐもぐしにきてね(牛?のイラスト)」
北海道の新千歳空港で、心和むメッセージを掲げた職員の見送りが話題になっています。「見て見てーー!新千歳空港でこんなお見送りがあったんだよ~!」と写真を添えてツイッターに投稿したセナさん(@nyannyan_se)は「とても嬉しく、絶対また来たいと思いました」と喜んでいます。
セナさんがこの粋な見送りに遭遇したのは、今月18日夕方。大好きなバンド「9mm Parabellum Bullet」のライブと札幌観光を終え、茨城空港へ帰るために搭乗した時でした。飛行機の窓から、作業服姿のスタッフたちが「またもぐもぐしにきてね」などと書かれたボードを掲げ、手を振る姿が見えたそうです。
北海道滞在を一緒に楽しんだ友人と別れた直後で、少ししんみりしていたというセナさんは、この心遣いに感激。「見て見てーー!」とツイートしたところ、「かわいい」「心がほっこりします」などと大きな反響を呼びました。中には「私も見送りされた経験があります」というコメントも。旅の終わりにまた最高の思い出をくれるなんて、さすが北海道。温かい心遣いが本当にでっかいどうですね。スタッフのみなさんにあらためて伝えたいことはありますか、とセナさんに訊ねると、「お見送りありがとうございました。また必ず来ます!」とのことでした。
ちなみにセナさんが目撃したのは、航空機の地上ハンドリングを担当しているスカイマークの「ランプ管理課」の職員たちです。搭乗客と直接接する機会がほとんどない中、どうにか感謝の気持ちを伝えたいと3年ほど前にこのような見送りを始めました。「今回のメッセージはちょっとゆるすぎるかも…」と懸念していましたが、多くの人に知ってもらえたことを大変喜んでいるそう。「飛行機内のお客様から手を振り返していただいたり、写真を撮っていただいている姿を見たりすると、嬉しく感じております」とのことですので、今後、この見送りに遭遇した人は、恥ずかしがらずに思い切り手を振って応えてみてはいかがでしょう。