「暮らしを楽しむ編集室」をコンセプトに京都・西山エリアの魅力を発信しよう、と京都市西京区に暮らす女性3人が、新しい地元密着のウェブメディアを立ち上げた。出身も経歴も異なるママ友たちが力を合わせて、地域の人や店を掘り起こす。
ローカルメディア「西山ぐらし」。主に京都市西京区、乙訓地域が取材エリアで、多くの人に見てもらいやすいインスタグラムや、詳しい文章を掲載できる投稿サイト「note」で発信している。
立ち上げの契機は、昨年。京都府木津川市出身のデザイナー・イラストレーター西田芙未さん(38)と、秋田出身で学生時代に新聞部だった中村有妃さん(39)が「地域のことを知ると住むのが楽しくなる」と意気投合した。
もう一人は京都府舞鶴市出身の坂本景依子さん(50)で、地元のケーブルテレビでディレクター経験がある。ローカルメディアを立ち上げたいと考えていた同じ頃、西田さんらの思いを知り、力を合わせることにした。
主に西田さんと中村さんが記事を担当。坂本さんが写真や動画を手がける。西田さんは全体のデザインも担っている。
読者が「行ってみたい」「会ってみたい」と思ってもらえるように、3人で取材先を選ぶ。農家で古民家カフェを開いた女性の歩みや気持ちの変遷に耳を傾けたり、竹林整備の現場を訪れて担い手にインタビューしたりしてきた。「載せてほしい」という反響も届いているという。
今後は「皆がお母さんなので無理のないように」と代表を務める坂本さん。「このエリアの人の幸せな暮らしを大事にしたい。西山ぐらしに載ったらいいよね、と言われるよう成長したい」と思い描く。