散歩中、飼い主さんが「石ないね~」となにげなく声をかけると、柴犬が突然Uターン。来た道を引き返し、小さな石がある場所まで戻りました。まるで飼い主さんの言葉を理解し、石の場所を覚えていたかのような行動が、SNSで注目を集めています。
話題になっているのは、6歳の柴犬の女の子「ゆき」ちゃんです。
飼い主さんの声を聞いたゆきちゃんは、くるりとUターン。そのままスタスタと来た道を引き返し、なかなか立ち止まりません。
ようやくたどり着いた先にあったのは、人間なら見過ごしてしまいそうなほど小さな石でした。飼い主さんによると、ゆきちゃんは30~40秒ほどかけて、石のあった場所まで戻ったそうです。
このときの様子について、飼い主さんは次のように振り返ります。
「『石ないね〜』という言葉を聞き逃さず、『え、さっきあったよ』と言っているかのようにスタスタとUターンして教えてくれたので、驚きました。だいぶ距離があったのに、石の場所を覚えているのかなと思い、すごく賢いと感じました」
ゆきちゃんが石の場所を教えてくれるような行動を見せるのは、今回にかぎったことではないそうです。
「石を見つけて報告してくれるのは毎日です」
動画には、「石見つけるのが上手ね~」「お耳がママの声しっかり聞いてる」「ずっと気になってたの…いとおしすぎる…」「ゆきちゃんの石の反応がすごい!」などのコメントが寄せられています。
子犬のころから石に興味 今では毎日のコミュニケーションに
ゆきちゃんは、いつごろから石に興味を持つようになったのでしょうか。投稿した飼い主さん(y.u.k.i_0310)に話を聞きました。
―― 石を好きになったのは、いつごろからですか?
「子犬のころから拾い食いが多く、小さな石を食べてしまうこともありました。その後、少しずつ石を食べなくなりましたが、今度は少し大きめの石を口にくわえるようになりました。
おやつと交換しようとしても、石を取られると思っていたのか、なかなか口から出してくれず大変でした。
そうしたことが続きましたが、2歳ごろには、石を見つけると私に教えてくれるようになりました」
現在もたまに小石を口に入れることがあるそうですが、「ノー!」と声をかければペッと吐き出せるようになったといいます。
――どのような石を好むのでしょうか?
「投稿している散歩道には小石が多いので、小石をよく選んでいますが、正直分かりません。
大きな石やブロックでも、教えてくれるときがあります。色は何でもよさそうで、きれいな形よりギザギザや尖っているものに反応するかもしれません」
――普段はどのようにコミュニケーションを取っていますか?
「私がひたすらゆきに話しかけています。今日は仕事でこんなことあったよ、疲れたよって体をワシャワシャ触りながら話を聞いてもらっています。
ザ・柴犬という感じの子なので、やはり柴距離は大切なようで、触り過ぎくっつき過ぎだと、自分から離れて机の下に隠れます」
飼い主さんが話しかける一方で、ゆきちゃんには自分のペースもあるようです。そんな日常のなかでも、石を見つけたときのやりとりは、飼い主さんにとって特に楽しい時間なのだとか。
「『石があったよ』と教えてくれるとき、必死に私の目を見て訴えかけてくれるのが、かわいくてうれしいです。実際のところ、早く拾ってと言ってるのか『危ない!』と言ってるのかは謎ですが、毎日、目をしっかり見て石を教えてくれることが、お互いのコミュニケーションになってるようで楽しいです。
ゆきは言葉は話せないけど、顔の表情やしぐさ、行動でちゃんとコミュニケーションを取れると思っています」
▽飼い主さんのInstagram(y.u.k.i_0310)