車の窓枠(ウィンドウモール)はゴムでできた部品のため、経年劣化は避けられません。劣化によって変色したりゴムが硬化することもあり、車種によってはパワーウィンドウの動作に支障をきたすものもあります。
本記事では、ウィンドウモールの役割や劣化したらどうなるのか、また交換に必要な費用などについて解説します。
ウィンドウモールの役割
ウィンドウモールの持つ役割をフロント/リヤとサイドに分けて解説します。
▽フロント/リヤウィンドウモールの役割
フロントガラスとリヤガラスのウィンドウモールは、ガラスの外縁に沿って取り付けられています。素材はゴム製、または樹脂製が採用されています。フロントガラスと接する部分はゴム製となっていることが多いです。
モールにはガラスとボディの隙間を埋めることで、主に風切り音などを低減する役割があります。また、ガラスを衝撃による割れから守る役割もあります。
そのほかの役割として、雨漏れ予防やガラスとボディの隙間に異物が入り込むことを防いだりしています。
フロントウィンドウモール、リヤウィンドウモールがそれぞれ無い車も中にはあります。
▽サイドウィンドウモールの役割
サイドウィンドウモールの役割も基本フロント/リヤウィンドウモールと同じですが、開閉できるガラスの縁にあるウィンドウモールは、ガラスとモールが密着することで車内に水の侵入を防ぐ役割や、ガラスのガタつきを抑えたり、開閉するガラスがスムーズに動くための役割を持ったりもしています。
素材はゴムや樹脂製となっており、車種によってはメッキ装飾が施されていたり、ピアノブラック化などされていたりと、ドレスアップの意味を合わせ持つものもあります。
サイドウィンドウモールは、開閉しないガラスには備わっていないこともあります。
ウィンドウモールが劣化するとどうなる?
ウィンドウモールが劣化すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
・モールが白化する
・風切り音の発生
・雨の後の黒ジミの原因になる
・ボディとガラスの隙間にゴミなどが入り込む
・ボディとガラスの隙間に水垢などが発生しやすくなる
・モールが加水分解してボロボロになる
・ガラスの開閉時に異音がする(キュー音)
・車内に水が侵入する
・錆びの原因になる
特に気になることは、モールの白化や劣化によって黒い汚れが付着するといった見映えに関する問題でしょう。車の機能面で大きな問題になることは、余程のことがない限りはありません。