燃費性能は、ハスラーがリード
1.燃費性能
・ハスラー(MR02系)の評価は4.0
・クロスビー(MN01系)の評価は3.0
ハスラー(MR02系)の燃費(WLTCモード)は以下の通り。
【0.66L直3DOHCエンジン】
・2WD:25.0km/L
・4WD:23.4km/L
【0.66L直3DOHCターボエンジン】
・2WD:22.6km/L
・4WD:20.8km/L
クロスビー(MN01系)の燃費(WLTCモード)は以下の通り。
【1.0L直3DOHCターボエンジン】
・2WD:18.2km/L
・4WD:17.0km/L
車重が軽く、排気量も0.66Lと小さいことから、燃費性能はハスラーが大きくリードする。これは物理的に見ても当然の結果といえる。
一方のクロスビーは、走行フィーリングを重視し、燃費性能に優れるCVTではなく、あえて6速ATを採用した。そのため、燃費性能で差が付いた要因のひとつになっている。
燃費性能ではハスラーに及ばないものの、クロスビーは最高出力99ps、最大トルク150N・mを発生する1.0Lターボエンジンを搭載する。最高出力64ps、最大トルク95N・mの0.66Lターボを搭載するハスラーと比べると、その差は歴然だ。パワフルさではクロスビーに軍配が上がる。燃費を重視するか、力強い走りを重視するかが、両車を選ぶ際のポイントになる。
価格と装備のバランスではハスラー優勢
2.価格比較
・ハスラー(MR02系)の評価は4.0
・クロスビー(MN01系)の評価は3.0
ハスラー(MR02系)とクロスビー(MN01系)の最量販グレードについて、新車価格と中古車相場を比較した。なお、中古車相場は2026年7月時点のものだ。
・ハスラー(MR02系)ハイブリッドX 2WD:180万8400円
・クロスビー(MN01系)MZ 2WD(2023年式):約170万~200万円
クロスビーは2017年に登場し、2020年、2022年に一部改良、2025年には大幅改良を実施した。2025年の大幅改良後モデルは中古車価格が高く、ハスラーの新車価格と同程度の予算では、まだ購入は難しい。そのため、今回は大幅改良前のモデルを比較対象とした。
装備面では、運転席・助手席シートヒーターをはじめ、防水シートや防汚ラゲッジフロアなど、快適装備はほぼ互角といえる。一方で、ハスラーは電動パーキングブレーキを採用するのに対し、クロスビーは足踏み式パーキングブレーキとなる。また、ハスラーはスズキコネクトに対応しているが、クロスビーは非対応だ。
価格だけを見れば両車に大きな差はない。しかし、装備内容まで含めて比較すると、電動パーキングブレーキやコネクティッド機能を備えるハスラーのほうが、価格と装備のバランスに優れている。
ハスラーは、値引き幅も拡大傾向
3.購入時の値引き術
・ハスラー(MR02系)の評価は4.0
・中古車初代クロスビー(MN01系)の評価は3.0
ハスラーは2020年にデビューし、2026年時点で6年が経過した。そのため、やや古さを感じさせるモデルとなり、値引き額が20万円を超えるケースも増えている。購入時期や商談次第では、大幅値引きも期待できるだろう。
ハスラーの直接的なライバルはダイハツ タフトだ。まずはタフトの見積もりを取り、「ハスラーも気になって見に来た」という流れで商談を始めるのがおすすめ。タフトの見積もりを提示すれば、営業担当者も購入意欲の高い顧客と判断し、早い段階から値引き条件を提示してくる可能性がある。商談では、あくまで価格重視の姿勢を見せながら交渉を進めたい。
一方、クロスビーは中古車のため、基本的に値引きは期待しにくい。近年は総額表示が主流となり、価格競争も厳しくなっているためだ。
ただし、総額表示でも、ボディコーティングや有料保証への加入、ローン契約を条件に販売するケースもある。そのような営業スタイルをとる販売店は慎重に見極めたい。また、簡単に大幅値引きを提示してくる場合も注意が必要だ。利益が少ないにもかかわらず値引きする理由がある可能性も考えられるため、冷静に判断したい。