夏から秋にかけてはお祭りやイベントの多いシーズン。屋台のご飯を食べる機会も多くなるが、今SNS上で大きな注目を集めているのは「ビリヤニがなんかネバネバしてて納豆みたいな風味があってうまい。これ本当に大丈夫ですか?」というジョン・ライドン対火星人さん(@toothbrushhard)の投稿。
普通はパラパラしているはずのビリヤニがネバネバで納豆のような風味…屋台で提供される食べ物が全て危険なわけではないが、このところ暑い日が続いたので腐敗などのリスクは高そうだ。
ジョン・ライドン対火星人さんにお話を聞いた。
ーーどんな環境だったのでしょうか?
ジョン・ライドン対火星人:ビリヤニを購入したのは町内のお祭りでした。17時頃ですが、気温は35℃ほどと暑かったです。
ーー召し上がってどう思いましたか?
ジョン・ライドン対火星人:私はインド料理、パキスタン料理が好きで割と詳しく、カラチの駐在武官のメンバーに選ばれたこともあります。結局駐在の話は自分の退職とともに流れましたが、継続してパキスタン料理を食べており、ネットのつながりで羊を丸焼きにする会にも参加させていただいたりしてます。
なので一口目はマトンの油がネバネバしてるのかなと思ってました。味もうまかったのですが、後口の風味がおかしいのと、チキンが入ってることに気づいてヤバいなと思いました。しかし、せっかくのお祭りに来ている同行者の手前、テンションの下がることも言い出しづらく、ビールとも合うのでそのまま完食しました。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
ジョン・ライドン対火星人:幸い腹具合は調子いいのですが、リプライにはセレウス菌によるチャーハン症候群を警告するものがありました。そんな病気ねえだろと思って検索したら普通に危険でビビりました。調理後のご飯類を常温で長時間放置すると菌が増殖し、再加熱しても滅菌できないというものです。
「外国人の屋台は危険だ」みたいな排外主義的メンションが飛んできたら即ポストを削除しようと思ってましたがそんなことはなくてよかったです。
ただただ、これをきっかけに多くの方に食中毒の危険性を認識していただきたいです。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「加熱してからパック保存までの、粗熱をとる過程が不十分だと菌が発生しやすいですね。しかも夏だし。ただ、この状態で食べると粘りが出て、米料理だと旨かったりしますね。イベントの検食でタコ飯を販売不可としたことがあるんすけど、一口食べたアレは今まで食べた中で一番旨かったかも笑」
「納豆は熱を加えるとネバネバがなくなります。熱を加えた後でネバネバしてると言うことは腐敗してると思って間違いないと思います」
「おそらくダメだと思います。ビリヤニは暑い中で常温保存するとすぐに悪くなる、最近のジメジメ&暑さでやられてしまったのかなと思われます。体調さえ良ければ、ちゃんとしたお店で熱々なビリヤニを食べることをおすすめします…!」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
インタビュー中で触れられたチャーハン症候群とは、調理されたご飯類、麺類などを常温放置することにより発生するセレウス菌による食中毒の俗称で、嘔吐や下痢をもたらす。セレウス菌は農作物に高確率で付着しており、30℃から40℃前後の常温で爆発的に増えるという特性がある。熱に強く、通常の加熱では死滅しないため厄介だ。家庭でも発生しうるので、食品の管理にはくれぐれもご用心いただきたい。
なお、ジョン・ライドン対火星人さんはこの機会に乗じて、先日発売された漫画家・鳥トマトさんによる小説×漫画ハイブリッド文学『漫画でイけ』(文藝春秋)を推したいとのこと。ご興味のある方は、ぜひチェックしていただきたい。
【ジョン・ライドン対火星人さん関連情報】
ひとことメッセージ「令和6年4月1日以降不動産の相続登記が義務化されています。お近くの司法書士、土地家屋調査士事務所にご相談いただければお力になれます」
▽Xアカウント
https://x.com/toothbrushhard
▽鳥トマトさん著『漫画でイけ』(文藝春秋)
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921372