4日間の検証を経てセミダブルが有力に
「2匹がまったくカウチを使ってくれなかったため、検証4日目には、シングルベッドを2台並べても意味がないと悟りました」
こうして、新しいベッドはセミダブルに候補を絞ることに。ただし、ひとつ気がかりなこともあります。
「ベッドが広くなっても、猫たちがあえて団子状態で寝ようとしたらどうしよう、という心配はあります。こればかりは事前に検証できないので、購入してから確かめるしかなさそうです」
もうひとつ検討しているのが、現在使っているセパレートベッドの一部を残し、ペットベッドとして活用する案です。
「夏は団子状態で寝ていますが、冬にはペットヒーターのある場所で寝てくれることもあるので、一定の効果が期待できそうです」
多頭飼育崩壊から保護された愛猫たち
飼い主さんにとって、猫を迎えることは長年の夢でした。迎えるなら保護猫がいいと考えていたそうです。
「今の家猫は長生きです。子猫から育て、最後まで看取ることを考えると、体力と経済力に余裕のあるアラフォーの今が、最後の機会かもしれないと思いました」
ペット可の賃貸物件を探したものの、なかなか見つからず、最終的に中古戸建ての購入を決意。そこで、あきらちゃんとみのるちゃんを迎えました。2匹の正確な出生順は分かりませんが、面倒見がよく親分肌のみのるちゃんを兄、甘えん坊でマイペースなあきらちゃんを弟としているそうです。
兄弟は、多頭飼育崩壊が起きた家で生まれました。保護主さんによると、猫の数があまりにも多く、母猫までは保護できなかったため、不妊手術を施して元の場所へ戻すTNRを実施。子猫たちは、それぞれ里親さんのもとへ旅立ちしました。
「2匹は今も、とても甘えん坊です。これからはこの家で、できるだけ幸せにしてあげたいと思っています」
用意された余白には目もくれず、いつもの温もりへ。思惑どおりにいかないところまで、愛おしい家族の風景です。