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ブラジルでデビュー曲が大人気 相川七瀬が京都・東本願寺の「マツリクロッシング」に登場へ

浅井 佳穂 浅井 佳穂

 日本とブラジルの文化交流イベント「Matsuri Crossing(マツリクロッシング) KYOTO×BRASIL」が、11月6~8日に東本願寺境内と門前の「お東さん広場」(いずれも京都市下京区)で初開催される。日系ブラジル人が踊り継いできた盆踊りが現地文化と融合し発展した「マツリダンス」のステージ公演などで会場一帯を盛り上げる。

 マツリダンスが生まれたのは1990年代。アップテンポなJ―POPに合わせ、盆踊りをモチーフにした振り付けで踊る高揚感がブラジルの多くの若者を引きつけており、参加型野外コンサートは年々開催規模が拡大している。

 日本からブラジルへの移民は明治後期の1908年に始まり、2028年に120周年を迎える。東本願寺を本山とする真宗大谷派の大谷暢裕門首が幼い頃に同国へ渡ってブラジル国籍を有することや、同寺が多くの人の行き交う京都駅に近いことからイベント開催を企画した。

 イベントでは、11月7、8日にマツリダンスや音楽ライブを楽しむ特別公演(有料)が東本願寺境内で行われる。両日とも、デビュー曲「夢見る少女じゃいられない」などがマツリダンスの楽曲として人気を集めている歌手の相川七瀬さんをはじめ、世界中で活躍するブラジルのミュージシャンらが出演してステージを盛り上げる。

 また期間中、お東さん広場の無料ステージでは、京都や関西で活動するミュージシャンによるブラジル音楽などのパフォーマンスが披露される。伏見の日本酒を使ったブラジルカクテル「サケリーニャ」などが提供される飲食ブース、京都駅から門前までのパレード(7日)なども展開される。

 マツリクロッシングを主催する京都ラテンアメリカ文化協会と一般社団法人公共事業研究開発、真宗大谷派は現在、開催費用を募るクラウドファンディングを実施している。期間は10月31日までだが、特別公演の優先エリアチケットなど一部返礼品は9月7日までの限定となっている。

 受け付けは京都新聞社が運営する「THE KYOTOクラウドファンディング」で。

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 特別公演に出演する相川さんは7月中旬、東本願寺を訪れ、寺の歴史に触れるとともに、イベント本番に向けた思いを募らせた。

 宗派幹部の案内を受けた相川さんは、宗祖親鸞の像を安置した御影堂や金箔(きんぱく)に彩られた阿弥陀堂を参拝。阿弥陀堂が幕末の蛤御門の変で焼失して再建されたことや、「仏説阿弥陀経」の世界を視覚的に再現するため金箔が用いられていると説明を受けた。

 相川さんは「世界最大級の木造建築である御影堂の規模に圧倒されました。江戸から明治にかけての、高度な伝統的木造技術の継承と、事業を支えた強固な信仰を感じさせられました」と参拝後にコメントを寄せた。

 さらに「ブラジルに対しての思いは、毎年募っていきます。2028年の移民120周年に向けて両国の友好を、文化を通じて、さらに強固なものにしたいと考えています」と、イベント当日への意気込みを明かした。

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