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ママ、本当にごめんなさい/もう、門限やぶらないから私 韻踏む14歳娘のラップ反省文が超絶技巧 スマホを没収した母の心を動かした?

山岡 もと子 山岡 もと子

19時のはずの門限を4時間過ぎ、帰宅は23時過ぎ。約束通りスマホを没収された14歳の娘さんは、リビングでペンを走らせると、得意げな顔で1枚の紙を差し出しました。

「これを投稿して30いいねついたら、スマホ返してくれへん?」

そんな娘さんからの交渉とともに渡されたのが、全編で韻(いん)を踏んだ反省文でした。このエピソードはXで大きな注目を集め、2034万回以上表示されています。投稿したノアの鳩胸さん(@noa_no_hatomune)に話を聞きました。

反省文はスマホ没収のピンチを救える?

娘さんはたびたび門限を破っており、「次門限破ったら、スマホ没収だからね」と約束を交わしたばかり。その矢先の門限破りでした。この日は公園で友達と話しているうちにスマホの充電が切れ、時間を確認できないまま23時を回ってしまったとのこと。「会話が楽しくて、そんなに遅いとは思っていなかった」と娘さんは話したそうです。スマホを預かったのは、このときが初めてでした。

そして差し出された、1枚の紙。読み始めたノアの鳩胸さんは、3行ほど進んだところで違和感を覚えます。

〈ママ、本当にごめんなさい/もう、門限やぶらないから私〉

「ごめんなさい」と「から私」。行の終わりの音がそろっています。読み終えるまでに「韻を踏んだんやな」と確信したそうです。

文章は最後まで同じ調子で続きます。謝罪から始まり、「明日からするよ食器洗い」と家事の分担を申し出て、後半では母娘2人で出かけた淡路島の思い出へ。旅行は娘さんが「ママと2人で旅行に行きたい」と言い出して実現したもので、最後は「うちのママ世界一可愛い」と締めくくられていました。

「それで『30いいね』の交渉をしてきたのか、と思いました」とノアの鳩胸さん。「なかなか面白いことするじゃん」と感じ、娘さんには「面白いやん」と伝えたといいます。

反省文はその日のうちに、ノアの鳩胸さんがXに投稿。いいねは30を超え、娘さんの交渉は成立しました。スマホはその時点で返却されたそうです。

「しゃーない許すか」読者まで許す気持ちに

投稿には「倒置法に韻を踏んでて素敵ですね」「謝罪文でこれ書ける感覚が凄い」といった文章の技巧に目を留める声が寄せられました。そして、読み進めるうちに読者自身の気持ちまで動いてしまったという反応も。

「序盤で『全然反省してねーな』って思ったけど読み進めたら『しゃーない許すか』の気持ちになっていく不思議な反省文だ笑笑」「こんな娘がいたら毎日楽しそうだな」

「30いいね」どころではない反響でした。

「ママのビートで歌うわ」反省文が楽曲に

話はここで終わりませんでした。投稿への反響がみるみる大きくなるうちに、娘さんが「ママのビートで歌うわ」と言い出したのです。

趣味で作曲やボーカルもこなすノアの鳩胸さんは「面白そうだな」と考え、この申し出に付き合うことにしました。こうして、反省文はそのまま楽曲「14才の反省文」として形になり、YouTubeで公開されています。

「初めてレコーディング(録音)した楽曲にしては、いい出来だったと思います」とノアの鳩胸さんは振り返りました。

「何ですかこの鬼可愛い曲はぁー」ラップを想像していたら

公開された楽曲を聴いた人たちからは、「サウンドが想像と全然違ってた!もっとゴリゴリくるのかと思いきや可愛い」「天才がおったwwww可愛い♡これは許してまうて」など、柔らかな歌声とのギャップに驚く反応が目立ちました。文面から激しいラップを想像していた人が多かったようです。

反省文を書いた当時14歳だった娘さんは、現在16歳。反省文の投稿と楽曲、その両方に寄せられた反響について、ノアの鳩胸さんは「少し恥ずかしそうではありますが、喜んでいるようです」と話しています。

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