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防災で見落とされがちな「睡眠」 寝具の備えはわずか4.5%、健康リスクがあるとわかっていても…

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

2026年7月28日16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1(最大震度7)の大きな地震が発生しました。こういった大きな災害時の避難生活で見落とされがちなのが「避難先でいかに睡眠をとるか」という問題です。

快眠グッズ紹介サイト『快眠ランド』を運営するムーンムーン株式会社(熊本市中央区)が実施した「災害時の睡眠備え」に関する実態調査により、避難生活における睡眠の備えの実態と、「意識と行動のギャップ」が明らかになりました。

調査は、全国の20〜60代の男女200人を対象として、2026年8月にインターネットで実施されました。

まず、「家庭で用意している防災用品」を尋ねたところ、「飲料水・非常食」(21.7%)や「懐中電灯・ランタン」(19.5%)が上位を占めた一方で、「毛布や寝袋などの寝具」(4.5%)や「エアマット」(2.1%)を用意している人は少数派となり、睡眠に関する備えの優先度が極めて低い現状が示されました。

しかし、「避難生活で不安に感じること」についての質問には、「トイレの環境」(16.3%)や「プライバシーが確保できないこと」(15.8%)、「暑さ・寒さ」(15.0%)といった睡眠の質を左右する環境面が上位に挙がっています。

また、「避難生活での睡眠不足が健康リスクを高めること」については、98.0%と多くの人が「認識している」と回答しており、「眠れないと体調を崩す」という危険性は理解しているものの、実際の準備には結びついていない「意識と行動のギャップ」が存在することがうかがえます。

さらに、「避難生活で冷房が使えない夏の夜の乗り切り方」についても、「うちわ・扇子であおぐ」(19.8%)や「水分をこまめに取る」(18.9%)、「涼しい場所に移動する」(16.4%)など、身の回りにあるものでのアナログな対処を想定している人が大半を占めました。

しかし、熱帯夜の体育館等での避難生活を想定した場合、これらの対策だけでは十分な睡眠や熱中症予防を担保するのは難しい可能性があります。

最後に、「今後備えておきたい睡眠関連グッズ」を聞いたところ、「携帯扇風機・冷却グッズ」(25.0%)や「寝袋・毛布」(13.0%)が挙がったものの、「何を選べばよいかわからない」(28.5%)という回答が最多となりました。

水や食料に比べて睡眠に関する防災グッズの情報が少ないことや、保管スペースの問題などが、具体的な購入行動へのハードルとなっているようです

   ◇  ◇

調査結果を踏まえて同サイトは、「災害時のニュース映像等で避難所の様子を目にする機会は多いですが、『自分がそこでどう眠るか』をリアルに想像し、備えができている人は決して多くありません」と指摘。

そのうえで、「避難所では、床の硬さや底冷え、夜間の照明、周囲の騒音など、日常とは大きく異なる環境での就寝を強いられます。かさばる寝具の備蓄が難しい場合でも、コンパクトなアイマスクや耳栓を用意するだけで光や音を遮断し、睡眠の質を大きく改善できます。また、床の硬さを和らげる折りたたみ式のキャンプ用マットも有効です」とアドバイスしています。

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【出典】
▽快眠ランド
https://intiinti.com/goodsleep/

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