非常用持ち出し袋(防災リュック)は用意していても、外出先での被災まで想定している人は少ないのではないでしょうか。外出先での"もしも"に備え、25種類の備えをわずか371gに詰め込んだ「防災ポーチ」。その中身を紹介したポストが3万件以上のいいねを集め、2万5000以上のアカウントに保存されています。
「ほりぃ」さん(@hollmomxx)は、2年半前の「防災ポーチを作った!」というポストを引用する形で、現在のポーチの中身を紹介しました。幸いなことにまだ出番はないそうです。
ポーチには、ばんそうこう・傷パッド・LEDライト・小型カッターといった、けがの手当てや身を守るためのもののほか、ゴミ袋・圧縮タオル・コンタクトレンズ・歯磨きシートなど、生活に必要なものが入っています。
また、耐水メモに書いた緊急連絡先や小銭など、被災した時にその場ですぐに用意できないものから、心の安定につながる家族と“推し俳優”の写真まで入っていました。
この投稿には、「防災グッズまとめたの作りたいと思いつつ、つい後回しにしちゃうんだよね」「持ち歩いてる防災ポーチ見直す!」「私も作っておこう」と、災害に備えて参考にする声が多く寄せられています。
きっかけは能登半島地震
「ほりぃ」さんが防災ポーチを作ろうと思ったきっかけは、2024年元日に発生した能登半島地震。お正月のタイミングで、いつ災害が起こってもおかしくないと改めて感じたそうです。
防災ポーチのサイズは約12cm×20cm。旅行や推し活など県外への外出時には持参しており、頑張っても帰れない場所で一晩足止めされる場合を想定しているといいます。中身は、ネットで先に作っていた人の持ち物を調べたり、防災の本を参考にしたりして選んだとのこと。
「ポーチだと防水性が弱点だったので、ジップバッグを入れている点がポイントです」
「ほりぃ」さんは防災ポーチだけではなく、防災リュックも用意。リュックには衛生用品・着替え・携帯トイレ・食料・水など、ポーチよりも多くのものを入れていると教えてくれました。
「防災ポーチはあくまで外出先で被災した時の備えです。リュックは家にいる時に震災などが発生し、避難所で数日生活をする可能性を考えています」
ほかにも、避難せずに自宅で過ごすための備蓄もあるそうです。
「防災用トイレや缶詰、水など。もともとキャンプが趣味で一通りテントやガスコンロ、寝袋などを持っているので、それがそのまま使えると思います」
防災ポーチやリュックの中身は、約半年ごとに見直し、賞味期限や使用期限、シート類が乾いていないかなどをチェックしているといいます。
そんな「ほりぃ」さんのおすすめは、100円ショップで購入した充電式LEDライト。まだ被災した経験がないため具体的なおすすめは難しいとしつつ、「小型で軽量なのにかなり明るくて便利」と教えてくれました。
自身のポストが多くの反響を呼んでいる点について、「推しグッズ」を入れたことが影響しているのではないかと「ほりぃ」さんは考えています。
「私が推しのPrabhas(プラバース/インドのスター俳優)さんを入れているので、推しがいる方に響きやすいのかなと感じています」
つい後回しになりがちな災害への備え。いざというときも安心して過ごせるように、まずは身近な生活用品や大切な推しグッズ、思い出のアイテムからそろえてみてはいかがでしょうか。