午後になると、急にまぶたが重くなってしまうことは、日常生活ではよくあることです。ただ仕事中の場合は、睡魔に襲われても素直に眠ることができずに悩みの種となるでしょう。そんな“あるある”をユーモアたっぷりに描いた漫画『【春眠】オフィスでめちゃくちゃ眠くなってしまう全ての人へ……』(作:秋野ひろさん)が、SNSで注目を集めています。
同作は丁寧ならぬ暮らしアドバイザーの広野アキが、さまざまなライフハックを教えてくれるシリーズの一遍です。
冒頭「仕事中に眠くなること……あり…ますよ…ね...よね」と、眠そうな広野が登場します。そこで、職場で眠くなったときの対処法を、広野は2つ紹介します。
1つめは、「周囲の目を意識して緊張感を作る」という方法です。広野は「自分の感覚や思考にしか意識が向いていない。眠いときってそんな感じがしませんか?」と問いかけます。そこで提案するのが、マスクの内側に派手な色のリップを塗って出社するという作戦です。
マスクをずらして水を飲むたびに「バレたら恥ずかしい」というスリルが生まれ、自然と気が引き締まるというのです。マスクで隠れているだけでも、いつもと違う緊張を味わえると広野は語ります。
2つめは、「入眠ミオクローヌス」と呼ばれる、ウトウトと入眠してしまう手前の状態で体がビクッと動く現象を、疑似的に再現する方法です。広野によると、まずリラックスした状態で足の指先まで全身にグッと力を入れます。
次に素早く短く息を吸いながら、頭の中で「ワッ!」と叫ぶことで、ビクッとする感覚を生み出し、眠気を吹き飛ばせるのだそうです。ポイントは、自分でも予想していないタイミングで力を入れ、不意を突くことだといいます。
ラストは「一旦寝てきますね」というひと言で締めくくられ、思わずクスッと笑ってしまう結末でした。
読者からは「オフィスで眠気くるのわかりすぎる(笑)」や「これ完全に私のこと」など、多くの共感の声があがっています。そんな同作について、作者の秋野ひろさんに話を聞きました。
「眠気を取り払うために何か試してみる」っていうのが精神的にいい気がした
――同作を漫画として描こうと思われたきっかけなどあれば教えてください。
あまり寝付けないことに悩まされていた時期があって、そんな中でもなんとか集中する方法ってないのかな…と考えて、周囲の友達に相談していたのがきっかけでした。
――作中に登場した「マスクの中で口紅を塗る」「入眠ミオクローヌスの疑似体験」といったエピソードは、とても印象的でした。これらは、ご自身や周囲の経験、発想をもとにふくらませた部分もあるのでしょうか。
この方法は、相談した友達から聞いたやり方です。
僕も試してみたところ、効果を感じたのと、それ以上に「眠気を取り払うために何か試してみる」っていうのが、精神的にいい気がしたので描きました。
――制作にあたり、特に意識された点などありましたら教えてください。
入眠ミオクローヌスについてのオチのコマのビクッとしてる感じは、なかなか上手く描けた気がしています。
<秋野ひろさん関連情報>
▽東洋経済オンラインで連載中『丁寧ならぬ暮らし』
https://toyokeizai.net/category/comic-teineinaranu-kurashi
▽東洋経済オンラインで連載中『介護者たちの事件簿』
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▽書籍『丁寧ならぬ暮らし』(Amazon)
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