20代のAさんは、2カ月前に人生初のインナーカラーに挑戦しました。お気に入りのスタイルに大満足のAさんでしたが、髪の毛が伸びてくると、根元の黒髪部分が目立つようになってきました。
鏡を見るたびに、「なんかダサくなってきた気がする」と落ち込むAさん。しかし、毎回ブリーチをすると時間も費用もかかります。「インナーカラーってメンテナンスが大変なんだな……」と感じながら、美容院に行くのを後回しにしていました。
そんなとき、Aさんが以前から気になっていた男性とのデートが決まります。Aさんは「さすがに美容院に行かなきゃ」と思いつつも、美容院でどのように注文したらいいか迷っていました。
では実際に、インナーカラーを入れた後のヘアスタイルにはどのような選択肢があるのでしょうか。美容師のMAYUKIさんに話を聞きました。
リタッチも全体染めも綺麗に仕上げられる
―インナーカラーを入れた後に美容院で受けられる施術には、どのような選択肢がありますか?また、難しい施術はありますか?
今のインナーカラーが気に入っているなら、根元部分をリタッチしてもう一度楽しんでもいいですし、全体を染めて一色に戻すことも可能です。
ただし、髪のダメージが強い場合、オリーブグレージュやアッシュグレージュなどの青みの強い色にするのは難易度が高いです。青みの強い色をご希望の場合は、美容師に相談することをおすすめします。
―インナーカラーを入れた後に全体を染めて一色に戻す場合、色ムラは避けられないのでしょうか?
そんなことはありません。ブリーチをしていても、綺麗なワントーンに仕上げられます。
ただ、綺麗に仕上げるには、明るくなりすぎている部分を暗く染めて明るさを均一にする工程が必要です。そのため美容師の熟練度によっては仕上がりが異なるかもしれません。
―メンテナンスの頻度を抑えてインナーカラーを楽しむ方法はありますか?
インナーカラーを入れる際、髪が伸びた時に自然なグラデーションになるように施術すると、3カ月~半年ごとのリタッチで済むようになり、綺麗な状態を長く楽しめます。
実際に私の担当しているお客様にも、1~2年ほどブリーチをせずに色味のみ変えて楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。
―美容院で希望のスタイルをうまく伝えるコツはありますか?
イメージに近い写真を3〜5枚ほど用意していただけると、お客様の好みを把握しやすく、好みに合わせてご提案できるので助かります。また、美容師におまかせする場合、「これは嫌だ!」という写真を見せることで大きな失敗を避けられます。
「就職活動のため1年後に髪色を暗くしないといけない」などの予定が決まっている場合は、その条件の中で可愛いデザインのご提案もできるので、ぜひ伝えてみてください。
◆MAYUKI(まゆき) 美容師
コロナ禍の緊急事態宣言下に美容師デビュー。「絶望的」とも言われた状況のなか新卒入社から1年10カ月で月間指名売上200万円を達成。現在はインナーカラーを得意とする美容師として活動するほか、LIVEや映画撮影のヘアメイクも担当。テレビや雑誌などのメディア掲載実績を持つ。全国で美容師向けインナーカラーセミナーを開催。
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