tl_bnr_land

バレイヤージュを頼んだのに… 不自然ツートーンにされてしまった自慢の髪 8時間かけて極上グラデに変身!「可愛すぎる」「まじで神」

そんでなライターズ そんでなライターズ

フランス語で「ほうきで掃く」を意味するように、ハケを使って髪表面に筋状のカラーを入れる技法によって、自然な質感が魅力のバレイヤージュ。根元は暗く、毛先に向かって明るい筋を入れることで、伸びても境目が目立ちにくいハイセンスな髪型ですが、一歩間違えると悲劇を生んでしまうことも…。

ある美容師がThreadsへ投稿し話題となっているのは、一直線に色が分かれた「不自然なツートーン」を、極上のグラデーションへと修正したビフォーアフター動画。8時間におよぶ施術と、そのうち1時間半をかけた丁寧なカウンセリングで、絶望的な状況を「可愛すぎる」仕上がりへと変えました。その技術力と真摯な接客に、「修正うますぎる!」「まじで神」と絶賛の声が相次いでいます。

投稿したのは、バレイヤージュやハイライトカラーを得意とする、美容師のYusukeさん(@yusuke_kat0)。今回相談を受けたのは、高校卒業後、いつも通っていた美容院でバレイヤージュをお願いしたところ、境目がはっきり分かれる仕上がりになってしまったという女性のお客さんでした。最初の美容院での施術後当日に連絡を受け、2日後にYusukeさんが施術したといいます。 

事前に送ってもらっていた写真から、髪にまだ体力がありそうだと分かっていたため、「よほどのことがない限り『馴染まないかも』という懸念はありませんでした」と振り返ります。しかし、修正は簡単なものではありませんでした。なぜなら髪には縮毛矯正の履歴があり、さらに本人はカットを希望していなかったため、いつちぎれてもおかしくない繊細な状態の髪をハサミを使わずに、カラーだけで完璧なグラデーションに描き直さなければならなかったそう。

特に悩んだのは、ブリーチ部分にあった抜けムラをどこまできれいに整えられるかという点と、カットできないことで選べるデザインの幅が極端に狭くなった点だそう。お客さん自身、初めてのカラー施術でもあったため、「いかに似合わせるか? という点が一番悩みました」と明かします。 

こういった事情を踏まえ、施術当日は朝10時から18時前まで、約8時間に及ぶ施術のうち1時間半はカウンセリングに充てたのだとか。最初の段階でできることとできないことを明確に伝え、色についてはブリーチ後の抜け具合を見てから決めようと説明。カラー前にも改めて相談の時間を設けたといいます。

「私は魔法使いではないので、できることとできないことがあります。料金をいただく以上、やってみたけどできなかったでは済まされません」

お客さんは当初、かなり明るいグレー系を希望していました。そこまで抜けるだろうという見立てはあったものの、根元まで明るくなった際の違和感も考慮し、まず境目をしっかり馴染ませることを優先。境目がはっきりしている分だけ塗り分けがしやすく、髪への負担も抑えられるという点も丁寧に伝えたそうです。さらに春休みの予定や今後楽しみたいスタイルについて話しながら、「これからワクワクするようなイメージを持てるような会話を心掛けていました」と振り返ります。

施術にはバレイヤージュで使う「エアタッチ」という技術を用い、髪の状態を細かく見極めながら進めました。髪を「未染色の箇所」「縮毛矯正の履歴がある箇所」「ブリーチの境目」「特に抜けている箇所」「抜けが甘い箇所」の5つに分け、それぞれに合わせてブリーチ剤を塗り分け、時間差が生じる分だけ薬剤の濃さも調整したといいます。

毛先はどれだけ髪の体力が残っているか実際にやってみないと分からないため、まず弱い薬で様子を見てから必要に応じて重ねる「追いブリーチ」で対応。縮毛矯正をかけた髪はグレーが強く出やすく、初カラーで寄せすぎると顔色が悪く見えることもあるため、ブリーチで得た髪の情報をもとにカラー剤も3段階ほどに塗り分けたそうです。

こうして暗めの根元から毛先に向かって、やわらかなミルクティーベージュへと繋がる、境目のない美しいグラデーションが仕上がりました。全体に施された波打つようなウェーブが、バレイヤージュ特有のスモーキーなコントラストを引き立て、立体感と透明感のある、上品な装いとなっています。

仕上がりの確認にも気づかいがありました。前回の施術では乾かしている間ずっと髪を後ろに流され、巻き終わるまで仕上がりが見えなかったと聞いていたため、今回はなるべく途中から見えるよう乾かしていったといいます。境目のないグラデーションへと変わっていく自分の髪に、お客さんはすぐには実感が追いつかない様子だったそう。春休みの旅行もより楽しみになったと話していたのだとか。

「うれしいのはもちろんですが、似合わせることができたとしても気に入るかどうかは別の話なので、どちらかと言えば”ほっとした”というのが正直なところです」

Yusukeさんは同じようにカラーの失敗で悩んでいる人や、これからハイトーンに挑戦したい人に向けては、まず「そのデザインや髪色、髪型を専門に扱う美容師さんを探すことが大切だと思います」とアドバイスします。各々の得意分野を持つ美容師が増えている今、「例えばお寿司が食べたくてステーキ屋さんに行く人は少ないでしょう」と話し、手間でも専門家を探す大切さを強調します。候補が絞れたら、しばらくその人の投稿を見て人として魅力を感じられるか確かめるのもよいといいます。

「ある程度信頼関係が築けたら、美容師のセンスに任せてみるのも一つの手だと思います。プロはご来店された時点で似合うスタイルをある程度イメージしています。最低限の要望は伝えつつ、思い切って任せてみることも失敗を避けることにつながると思います」

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース