修学旅行の定番土産といえば木刀。特に北海道・洞爺湖を訪れる学生にとって、それは避けては通れない“ロマン”の象徴だ。
そんな中、SNSで「修学旅行で洞爺湖に行った息子へ。もう一度、言います。あなたはもう木刀を持っています。絶対に追加で買って来ないでください」と、切実なメッセージを投稿した「北海道と札幌が大好き!正直な加藤さん(@katodesign.sumikawa)さんが大きな注目を集めている。
1.7万件以上の「いいね」を集めたこの投稿。しかし、数日後に帰宅した息子が手にしていたのは、母の予想を裏切る、“意外すぎる一品”だった。 男たちのこだわりと、母の困惑が交錯した「お土産騒動」の顛末を聞いた。
――木刀の購入を事前に禁止したのはなぜですか?
加藤さん:実は去年、家族旅行で洞爺湖を訪れた際、息子は他のお土産には目もくれず、長い時間をかけて一本の木刀を選び抜きました。その時、なぜか夫まで一緒に短刀を購入し、現在は木刀が部屋の隅に転がっている状態です。「これ以上、家に不要なものが増えるのは嫌だな」という切実な願いを込めて、修学旅行前に投稿したんです。
――こだわりが詰まった刀だったそうですが。
加藤さん:はい。親子それぞれ好きな漢字を彫ってもらっていて、息子は「誠」、夫は「正義」という文字が入っています。 当時は2人とも本当に満足そうで、特に夫の短刀は「木刀よりも使い道がないわ…」と思いつつも、彼らなりのロマンを感じていました。
――修学旅行から帰ってきた息子さんのお土産は何でしたか?
加藤さん:玄関を開けるなり、「オレ、鳥と話せる笛買った!!!」と満面の笑みで「鳥笛」を見せてくれました。木刀を回避した安心感はありましたが、あまりに想定外の品に、開口一番「どういうこと?なんて?」と聞き返してしまいましたね。
――価格を聞いてさらに衝撃を受けたと伺いました。
加藤さん:1800円だと知り、「本当にお小遣いの半分を使ってまで欲しかったのか?」と衝撃でした。その後、家の中で一度「ピーピーッ」と鳴らして見せてくれましたが、案の定、その日のうちに家の中で紛失してしまいました。これも想定内ではあるのですが…。買った時はとても満足そうだったので、いつかその初心を思い出してほしいです(笑)。
◇ ◇
投稿には「うちにも小6が京都で買ってきた木刀がある」「キーホルダーの木刀ならまだ許せるかも」「大人になっても木刀は手に取ってしまう」「なぜ男子は木刀に魅かれるのか」などの反響が集まっている。実用性こそないものの、家族の会話を弾ませる、かけがえのない宝物となっているようだ。
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