外で衰弱していた子猫時代を経て、家族のもとへ
ROCKくんと出会ったのは2022年7月。屋外で見つけた際、近くに母猫の姿はなかったといいます。
「近くに母猫の姿もなく、排便があり確認するとバッタ等の虫で…。声もかすれており、猫風邪をひいていて、母猫が来るか半日程待ちました。夏ということもあり、今にも倒れそうなほど足取りがおぼつかなかったので、病院へ連れて行きました」
治療と隔離期間を終え、室内で自由に過ごせるようになると、ROCKくんは飼い主さんと同じ布団で眠るように。やがて、眠っている飼い主さんの耳たぶを吸う姿が見られるようになりました。
「2022年8月頃から、寝ている飼い主の耳たぶをちゅぱちゅぱ吸うようになりました。ピアスホールがあり誤飲のおそれもあったので、代わりになればと考えて指を差し出したところ、気に入って吸ってくれるようになりました」
獣医師から、気が済むまで続けることで自然におさまる子もいると聞き、無理に止めず見守ってきたyu-kaさん。現在は、ROCKくんが気持ちを落ち着かせるための習慣になっているそうです。
「そのまま落ち着くときの習慣になってしまい、一日中吸っています(笑)。外で過ごした経験が不安だったのか、たまに不安そうな様子を見せることもありますが、心を許すのはとても早いです。基本的には人間が大好きで、お客さんにもすりすり甘えに行きます」
犬に育てられたから? 優しいお兄ちゃんに成長
人が大好きなROCKくんは、ほかの動物にも穏やかに接します。先住犬には反抗せず、後輩猫にはお気に入りのおもちゃを譲ることもあるそうです。
「私が一時的に子猫を5匹保護していたときも、子猫たちに威嚇することなく見守っていました。後輩猫とは、いつも抱き合って寝ています」
幼い頃から先住犬と一緒に暮らしてきたことも、犬のような振る舞いに影響しているのかもしれないと、飼い主さんは笑います。
「犬に育てられたから、犬みたいなのかもしれません…(笑)」
大好きな飼い主さんのあとをどこまでも追いかけ、腕の中へ迷わず飛び込むROCKくん。人にも動物にもまっすぐな愛情を向ける姿は、これからもご家族の毎日にたくさんの笑顔をもたらしてくれそうです。