バイクの荷台に置いたパンをカラスに持ち去られる一部始終が、動画に残っていました。遠くの電線から様子をうかがっていたカラスは、投稿主さんが目を離した瞬間に荷台へ近づき、パンをくわえて飛び去ります。一連の様子がInstagramに投稿されると、「常習犯すぎる」「ヤラセに見えるほどお見事」といった声が寄せられ、反響を呼んでいます。
投稿したのは、岩手県でフードデリバリーの配達員として活動する「フードデリバリー廃達員」さん(@bad_uber_rider)。投稿主さんは当時について、「ちょうど休憩しようと思ってたタイミングでした。普段からバイクの荷台部分に自分のパンや飲み物などを置くことがありましたが、まさか盗られるとは思いもしませんでした」と振り返ります。
後から映像を確認したところ、そこに映っていたのは遠くの電線から周囲をうかがうカラスの姿だったそうです。
休憩中に食べようと購入したパンを、バイクの荷台に置いた直後のことでした。投稿主さんが目を離した隙に、カラスは荷台へ近づき、パンをくわえて飛び去ります。異変に気づいて振り返ったときには、すでにカラスは飛び立っており、取り返すことはできませんでした。
「51年生きてきて人生初めての経験でした。完全にやられたって感じで、恥ずかしいですね。飛び去っていくカラスを見て『お見事!』と、もう笑うしかなかったです」
持ち去られたのは、投稿主さんが自分用に購入した100円ほどの菓子パンでした。お客様から依頼を受けて配達していた商品ではなかったことに、何より安堵したそうです。とはいえ、今回の件をきっかけに、配達時の意識に少し変化が生まれたといいます。
「基本的に、商品の受け取り時や配達時には玄関まで食品バッグを持って移動するように心がけているので、お客様の商品が狙われることはないのですが……置き配を指定されている荷物を玄関先に置いた後、カラスに狙われないか心配になり、最近は周りを確認してしまいます」
最後に投稿主さんは、今回の苦い経験を踏まえ、同じようにバイクや自転車を利用する人々へ向けて注意を呼びかけました。
「こんなに話題になるとは正直驚いています。配達員に限らず、バイクや自転車の荷台には絶対に食品を置いてはダメですね。どこで見張られているか本当にわからないものです」