実家を相続したあと、多くの人が気にするのは「維持費」ではないでしょうか。株式会社AlbaLink(東京都江東区)が運営する不動産情報メディア『訳あり物件買取ナビ』による調査によると、実家を相続した場合に許容できる維持費は「~10万円」が最多となりました。では、実家の維持費が許容額を超えた場合はどのような対応を考えているのでしょうか。
調査は、実家(一戸建て)とは別の場所で暮らしている全国の20~60代以上の男女488人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「実家を相続した場合に許容できる維持費」は、「~10万円」(27.6%)や「~20万円」(21.3%)、「~5万円」(18.2%)に回答が集まりました。月額にすると4000円~8000程度となります。
一方、「払いたくない」(3.1%)とした人も一定数見られました。
では、実家の維持費が許容額を超えた場合はどのような対応を考えているのでしょうか。
この質問に対しては、「売却する」(69.1%)が最も多く、次いで「ひとまず様子を見る」(15.8%)、「賃貸に出す」(11.9%)が続きました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。
【1位:売却する】
▽仕事場と実家の距離が遠いので、更地にして売却する(40代女性)
▽許容額を超えるようなら、まず売却を検討。すぐに買い手がつかなければ賃貸や買取相談を進め、長期間赤字で持ち続けることは避けたい(60代以上男性)
▽維持費が増えるほど負担が大きくなり、放置すればするほど家の状態も悪化するため、先延ばしにするメリットがありません。自分が住む予定もないため、費用がかさむ前に手放すのが最も現実的だと判断します(30代男性)
【2位:ひとまず様子を見る】
▽ひとまず放置して様子を見る(20代女性)
▽数年は放置すると思います。自身が住むかもしれないので(40代男性)
【3位:賃貸に出す】
▽安くても貸し出す(40代女性)
▽家族の思い出がつまった家なので、すぐに売りに出すことはせずに、貸家として検討したい(50代女性)
また、「実家の維持費を払うのがもったいないと感じる状態」については、「住む予定がない」(59.0%)がダントツに。次いで「活用方法を思いつかない」(19.5%)、「傷みが激しい」(17.8%)が続き、以下のようなコメントが寄せられました。
【1位:住む予定がない】
▽もう誰も住まないのが決まっているとき(40代男性)
▽兄弟はそれぞれに家庭があり持ち家もあるので、維持費を払ってまで残しておく必要があるのかなと思います(30代女性)
【2位:活用方法を思いつかない】
▽活用方法がなく、持っていても価値がなくどうしようもないとき(20代女性)
▽放置するしかない状態のとき。実家が田舎なため、賃貸も民泊利用も需要がない(40代男性)
【3位:傷みが激しい】
▽建物の老朽化が進んでいて、台風や地震で倒壊する危険性が高い状態のとき(30代男性)
▽修繕するにも状態が悪すぎてどうにもならなくなった場合は、維持費はもったいないと感じます(50代男性)
◇ ◇
【出典】
▽訳あり物件買取ナビ/【実家を相続したら維持費は年間いくらまで許容できる?】男女488人アンケート調査
https://albalink.co.jp/realestate/inheritance-maintenance-costs/
▽訳あり物件買取ナビ/空き家の処分方法8選! 【あなたに合った最適の方法が分かる】
https://albalink.co.jp/realestate/empty-house-disposal/
▽訳あり物件買取ナビ/空き家を高く売却する方法がまるわかり!優良不動産会社の選び方4選も紹介
https://albalink.co.jp/realestate/sell-vacant-house/