降りそそぐ煩悩(ぼんのう)の雨… 迷わず撃て! 悟りはその先にある-
画面上の「お坊さん」を操作し、次々に現れる「煩悩」をお経で撃ち落とすゲーム「煩悩シューティング」を、宗教文化を発信する企業「神社仏閣オンライン」(京都市伏見区)が開発した。社長で大光寺(同区)副住職の河村英昌さん(32)は「楽しみながら仏教の魅力を知ってもらい、お寺の後継者増にもつなげられたら」としている。
同社は動画投稿サイトのユーチューブで全国の寺社を紹介したり、旅行会社と連携して体験ツアーを開催したりしている。ゲームは、若い世代に向けて仏教の中身に興味を持ってもらおうと企画した。
ゲームでは、キーボードやスマホ画面を操作して「お坊さん」からお経を発射し、次々と降りかかる「欲」「怒り」などの煩悩を撃ち落としていく。仏教の修行「六波羅蜜」の要素も現れ、6つ獲得すると必殺技「煩悩即菩提(ぼだい)」を発動して画面上の煩悩を全て消し去ることができる。
煩悩即菩提は「煩悩があるからこそ悟りがある」という意味の教えで、河村さんは「煩悩は生きる活力にもなる。消せばいいのではなく、うまく付き合うことが大事だと伝えたい」と話す。登場する煩悩はリリース時点で28種類あり、今後はユーザーから募った煩悩も取り入れたいとしている。
全4レベルをクリアすると「悟り」の境地に至るが、最高レベルはかなりの難易度という。挑戦者を求めている。
ゲームは「神社仏閣オンライン」のホームページから、ブラウザー上で遊ぶことができる。無料。