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大学生が希望する企業の条件変化 「給料の良い会社」が「自分のやりたい仕事」を上回る

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

大学生が希望する企業の条件に変化が見られています。株式会社マイナビ(東京都千代田区)が実施した「2027年卒大学生就職意識調査」によると、「安定している会社」が8年連続トップだった一方、次点は「給料の良い会社」が「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」を上回ったことがわかりました。では、学生が行きたくない会社にはどのような内容があるのでしょうか。

調査は、2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生3万7160人を対象として、2025年10月~2026年3月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「企業選択のポイント」を聞いたところ、「安定している会社」(55.4%/前年比3.5pt増)が8年連続で最多となりました。

次点の「給料の良い会社」(26.6%/同1.4pt増)も5年連続で増加し、前年度まで2番目に多かった「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(25.5%/同1.7pt減)を初めて上回り、近年の物価高などの経済的な不安から、学生の安定志向と待遇面への関心が高まっている可能性がうかがえました。

次に、「行きたくない会社」を聞いたところ、「ノルマのきつそうな会社」(39.2%/同1.0pt増)や「転勤の多い会社」(33.3%/同2.3pt増)が上位となりました。

転勤に対し慎重な考えを持つ学生が増えた背景のひとつとして、「将来共働きを希望する」学生が増加傾向にあることが考えられるといいます。

転勤は生活拠点の変更を伴うことが多く、自身およびパートナーのキャリア形成にも影響が大きいため、できるだけ避けたいと考える学生が増えていることが示唆されました。

また、「就職先における企業志向」については、「大手企業志向」は前年比0.9pt減の50.9%で2年連続で減少しました。「中堅・中小企業がよい」は44.0%で前年比1.0pt増となり、2年連続で増加しています。

なお、企業における「インターンシップ・仕事体験の実施率(実施した、もしくは実施予定とする企業の割合)」を規模別で見ると、「300~999人」(81.3%/同2.8pt増)、「300人未満」(62.9%/同4.3pt増)と、インターンシップ・仕事体験を実施する企業ほど、採用が成功しやすい傾向にあることが判明しました。

同社は、「これまで中小企業の実施率はあまり高くなかったが、徐々にインターンシップ・仕事体験の実施を通して学生へ自社の魅力を伝える企業が増えた結果、学生の中小企業志向も高まったと考えられる」とコメントしています。

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