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緊急避妊薬の処方箋なしで購入、8割超が賛成 「薬剤師の目の前で服用」緩和を求める声が根強く

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

これまで医師の処方が必要だった緊急避妊薬ですが、2026年2月からはOTC医薬品として、薬局やドラッグストアで購入できるようになりました。ショコラウィメンズクリニック(神奈川県横浜市)が実施した「緊急避妊薬(アフターピル)と避妊」に関する意識調査によると、処方箋なしで購入できるようになったことについて、8割超が賛成したことがわかりました。一方で、薬剤師の前での服用規則に対しては、約4人に1人が「緩和してほしい」と回答し、プライバシーへの配慮を求める声が多く寄せられました。

調査は、全国の10~60代以上の女性 297人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。

まず、「避妊に失敗したかもしれない」と感じた経験について聞いたところ、「ある」が66.3%、「ない」が33.7%という結果になりました。

また、「避妊に失敗したと感じた際に薬局での購入を利用したいですか」という質問には、「利用したいと思う」が38.4%、「状況による」が45.5%と、約8割が利用の可能性を示しました。

続けて、「避妊失敗の不安を感じた際の緊急避妊薬の入手状況」を聞いたところ、「欲しいと思わなかった」(36.7%)、「調べなかった/分からなかった」(31.3%)など入手しなかった人が7割を超えたのに対して、入手した人は「病院で入手した」(15.2%)、「オンライン診療で入手した」(6.4%)を合わせて約2割にとどまり、入手に至らなかったケースが多いことが明らかになりました。

緊急避妊薬を「入手できなかった理由」としては、「相談できる人がいなかった」(45.5%)のほか、「費用が高い」「親・パートナーに知られたくない」(いずれも17.1%)といった回答も挙げられ、心理的・経済的・環境的なハードルが複合的に存在していることがうかがえました。

次に、「薬局での直接購入に対する考え」を聞いたところ、「入手しやすくなり望ましい」(51.9%)と「条件付きなら望ましい」(33.3%)を合わせて8割超が肯定的である一方、「不安がある」は10.4%、「反対」は2.0%にとどまりました。

また、薬局購入時に薬剤師の目の前で服用しなければならないという規則については、「今のままでいいと思う」(60.6%)が最多となったものの、「緩和してほしい」(26.9%)という意見も一定数見られ、以下のようなコメントが寄せられました。

▽薬剤師の性別を女性に限定した方が購入しやすいと思う。
▽薬剤師の前で服用することは賛同するが、周りの視線などを配慮した場所(部屋)で服用したい人もいると思った。
▽個別の部屋で、薬剤師と服用者の2人の空間で服用であればプライバシーも守られるため、その点は緩和した方がいいと思う。

最後に、日本産科婦人科学会などが推奨する「ピル服用中の定期的な健康確認」について聞いたところ、「知らなかった」と回答した人が66.0%にのぼり、対面受診の重要性を含めた正しい情報提供の必要性が示唆されました。

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【出典】
▽ショコラウィメンズクリニック
https://choco-cl.com/

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