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雨の夜、車の前で震えていた子猫「弱ってる、どうしよう…」 飼育経験ゼロの男性とパートナーが全力で命を繋ぎ…ふわもふ“わがまま娘”に!

梨木 香奈 梨木 香奈

2025年6月10日、降りしきる雨の中。車の前で、身動きも取れずうずくまっている小さな命がありました。のちに「ニコちゃん」と名付けられるその子猫を見つけたのは、Xユーザー・保護ねこ ニコちゃん(@CatNiCo0410)さんのパートナー。猫初心者だった彼からの連絡を受け、命のリレーが始まったのです――。

猫も動物も初めて…パートナーが下した決断

その日、仕事帰りだった飼い主さんのパートナーは、偶然見つけた子猫を放っておけず、無我夢中で保護。しかし、彼はこれまで一度も動物を飼ったことがない「猫初心者」でした。

「車の中でも家に着いてからも、ニコちゃんは朝までずっと鳴き続けていたそうです。彼はどうしていいか分からず『どうしよう』とパニックになっていました。私は、もし彼が迎えるのが難しいなら自分が里親を探そうと思い、保護する意思があるのかを尋ねたんです」

当時、彼とは離れて暮らしていた飼い主さんは、最善の道を提案したつもりでした。ところが、彼は迷うことなく「ニコちゃんを引き取る」と決断。その言葉を聞き、飼い主さんも全面的に協力することを決めたといいます。

翌日も仕事がある身でありながら、パートナーは深夜までニコちゃんをタオルで包み、必死に温め続けました。まさに“育児”の始まりともいえる日々の幕開けとなりました。

340グラムの小さな命、手探りの“育児”

動物病院での検査の結果、ニコちゃんは生後推定2カ月の女の子だと判明しました。しかし、その体はボロボロの状態でした。猫風邪の影響で目やにはひどく、鼻もつまり、回虫のせいで下痢が止まらず、お尻や尻尾、足元まで汚れていました。

「一見、長毛混じりでふっくらして見えたのですが、抱っこすると骨と皮だけでガリガリでした。これまで6匹の保護猫を育ててきましたが、ニコちゃんの育児は予想外のトラブル続き。猫エイズや極度の栄養失調もあり、特に食事には気をつかいました」

少食かつ偏食だったニコちゃんは、決まったフードを手からしか食べてくれませんでした。

「1日5、6回に分けて、1回30分かけてウェットフードを与えていました。食べている間は何もすることができないので、ずっと話しかけていました。痛々しい姿ではありましたが、一歩ずつ回復を支える日々でした」

伸びしろたっぷり! 1歳を迎えた「わがまま娘」

懸命なケアが実を結び、ニコちゃんは驚くべき成長を見せました。保護当時はわずか340グラムだった体重は、生後11カ月で4kgに。毛艶のよい被毛はふわふわとゴージャスになり、とても美しい女の子へと成長しました。

そして2026年4月10日、ニコちゃんは1歳の誕生日を迎えました。

「避妊手術を境に食欲が爆発して、今はドライフード派になりました。性格は、わがままだけど優しい子。あんなに弱っていた子が、今では立派に成長してくれて感無量です」

幸せをつかんだニコちゃんの日常は、これからもにぎやかに続いていきます。

「まだまだ、いろいろな伸びしろを感じるニコちゃん。猫初心者の彼にはわがままでもいいけれど、私にはいつも一緒に遊んでいるよしみで『お手柔らかにお願いしますね』と伝えたいです」

◇ ◇

・YouTube「保護ねこニコちゃん」https://www.youtube.com/channel/UCoZ8cy47xkuhQvYOuS5e2xw

・X「保護ねこ ニコちゃん」https://x.com/CatNiCo0410

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