みなさんは、日常生活の中で、スマートフォンや鍵などをうっかり落としたり、置き忘れてしまった経験はありますか。マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティング(東京都新宿区)が実施した「落とし物・忘れ物に関する調査(2026年)」によると、落とし物・置き忘れた物は「傘・日傘」が最多となりました。
調査は、全国の20~69歳の男女1100人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。
はじめに、「この1年間の落とし物・忘れ物の経験」について聞いたところ、全体の36.0%が「落とし物・忘れ物の経験がある」と回答しました。
特に、20代(47.3%)が突出して多くなった一方、30代(35.5%)、40代(35.9%)、50代(33.2%)、60代(28.2%)と年代が高くなるにつれ、落とし物・忘れ物をする割合が減少する傾向が見られました。
また、この1年間に「落とした物・置き忘れた物」については、「傘・日傘」(31.3%)、「マスク」(15.7%)、「スマートフォン・携帯電話」(15.2%)「ハンカチ・タオル」(14.9%)が上位に挙がりました。
これを年代別に見ると、20代は「スマートフォン・携帯電話」「イヤホン・ヘッドホン」「充電器・モバイルバッテリー」が多くなった一方、50~60代は「ハンカチ・タオル」、60代は「マスク」が他年代に比べて多くなり、年代で違いが見られました。
「落とし物に気づいたときにとる行動」としては、「心当たりがある場所へ戻って探してみる」(49.9%)が最多となったほか、「カバンやポケットの中をもう一度探す」(38.0%)、「店頭や施設の窓口に問い合わせる」(32.2%)が挙げられました。
なお、年代が高いほど、探す・問い合わせる行動が多く、20~30代では、落としても「特に対応せずあきらめる」が3割前後と高くなっています。
そこで、「落とし物・忘れ物を防ぐための対策」を聞いたところ、「移動時や席を立つときに持ち物を確認」(25.9%)、「持ち物の定位置を決める」(25.1%)、「できるだけ持ち物を減らす」(20.5%)が上位に挙がり、60代は「持ち物の確認」「持ち物は定位置へ」「ファスナー付きのポケットやカバンの利用」が高く、日頃の工夫が見受けられました。
最後に、「落とし物に関するエピソード」を自由記述で答えてもらったところ、貴重品やカード類が交番や交通機関で見つかり安堵したケースが聞かれた一方で、スマートフォンを位置情報で発見した例も挙げられたほか、購入直後の品物を失くしたり、落として破損したりしてショックを受けたというエピソードも聞かれました。