スカトール対策に有効な「二酸化塩素配合」製品は?
また、「③こまめな水分補給で唾液の自浄作用を最大化させる」場合、「35度~40度前後のぬるま湯、が最強の成分運搬媒体となります」と、ねるさん。
「冷たい麦茶や緑茶は美味しいですが、カフェインやタンニンの影響で口の中を乾燥させやすい側面もあります。まずはぬるま湯でお口の湿度を保ち、自浄作用(唾液)を促すのが基本です」(ねるさん)
そして、「②CPCやIPMP、二酸化塩素配合の製品」については、「CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)は浮遊菌を殺菌する力が強い成分で、『ガム・マウススプレー』や『ガム・デンタルリンス』が代表的です」と、ねるさん。
「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)はバイオフィルム(菌の膜)の内部まで浸透する力が強いのが特徴で、ライオンの『システマ」シリーズに多く含まれます。
また、二酸化塩素配合はニオイ成分そのものを酸化分解する力が非常に強く、スカトール対策には特におすすめの成分です。『ブレスラボ』や『ソーソーロ』などが挙げられます」(ねるさん)
嗅ぎたくない「臭い」を化学視点で対策
だが、相手の「口臭」や「体臭」を指摘するのは難しい問題だ。
化学的な視点から、「嗅ぎたくない側」が出来る対策はあるのだろうか?
「他人のニオイから自分を守るには『嗅覚の順応』を逆手に取るのが最もスマートな防衛策です。私たちの鼻は、ひとつの強い香りを嗅ぎ続けると、その香りに慣れて他のニオイを感じにくくなる特性があります。例えば、ミントやユーカリなどの清涼感のあるアロマをマスクの外側の端に少量垂らすのは非常に有効です。
成分的な裏技としては、メンソール成分(ハッカ油やタイガーバームなど)を鼻の下に極少量塗ることで、鼻の受容体を一時的に清涼感で埋めつくし、不快な分子が結合する隙間をブロックするイメージですね。これで物理的にニオイをキャンセルできます」(ねるさん)
自分の健康を「成分レベル」でメンテナンス
今回の投稿が注目を集めたことに対して、「ニオイを単なる『不潔』ではなく、『成分の挙動』として捉える視点が広まったのは、オタク冥利に尽きます」と、ねるさん。
「口臭対策は自分への思いやりでもあると思います。お口の状態を整えることは、全身の健康(歯周病予防や感染症対策)に直結します。ニオイ対策を『他人に迷惑をかけないためのマナー』と捉えると義務感で苦しくなりますが、『自分の体を成分レベルでメンテナンスする贅沢な時間』と考えて楽しんでほしいです」(ねるさん)
殺到したリプライのなかには、「腸内環境を整えたら口臭が改善した」「コーヒーやタバコ、動物性タンパク質にも注意」といった経験談も多く見受けられた。