出産をきっかけに、改めて子育て環境について考える人も多いのではないでしょうか。株式会社赤ちゃん本舗(大阪市中央区)の調査・研究機関『赤ちゃんのいる暮らし研究所』が実施した「妊娠中や子ども連れでの引っ越しと住まい選び」に関する調査によると、約4割が「1人目の妊娠中や出産後に引っ越しをした」と回答しました。では、引っ越しの際、どのような困りごとがあったのでしょうか。
調査は、18~44歳のアカチャンホンポ会員1394人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「1人目の妊娠中や出産後に引っ越しをした」と答えた人は全体の39%となり、「まだしていないが検討している」(14%)を合わせると過半数を超えました。
「引っ越しをした/しようと思った理由」としては、「以前の住居では手狭だと感じた」「子育てしやすい家に住みたかった」「マイホームが欲しかった」といった声が多く寄せられ、スペースや収納が必要になるなどの環境変化から、もっと広いスペースが欲しい、もっと動線がスムーズなお部屋だったらいいのに、と感じる人が多いことがうかがえます。
また、「(義)実家の近くで子育てしたかったから」という意見も見られ、子育てのサポートを求めて住む場所を見直す、という人も少なくはないようです。
他方、「引っ越しでの困りごと」について聞いたところ、妊娠中の人は「作業をする体力がない」(49%)、「自身の体調がすぐれなかった」(33%)などに回答が集まりました。
0歳台と1歳以上ではどちらも「お世話で作業が進まない」(69%、66%)が最多となったほか、1歳以上になると「子どものものは減らしづらい」(41%)という回答が増えており、引っ越しに向けて荷物を減らしたくても、子どもの洋服やおもちゃ、記念のものなどの荷物は減らせない様子が見て取れました。