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パニックで頭が真っ白に? 5歳息子の救急搬送で父が答えられなかったこと「不審者すぎる」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「父親を名乗りながらも生年月日すら答えられない夫、不審者すぎる」

そんな投稿がXで大きな反響を呼びました。投稿したのは、5歳・3歳・1歳の3人きょうだいを育てる森野果実さん。発端は、5歳の長男が救急搬送された日の出来事でした。

現在、息子さんはインフルエンザと診断され、すでに元気に過ごしているといいます。

「腸閉塞の可能性」AIの言葉で血の気が引いた朝

出来事は2月23日、祝日の朝。数日前から便秘気味だった長男が、前日に発熱。深夜から強い腹痛を訴え、朝には嘔吐。吐いた内容が「前日の昼食のオムライス」だったことから、「消化されていない?」と不安に。

森野さんはAI(Gemini)に症状を相談したところ、「腸閉塞の可能性があるので今すぐ救急車を」と表示されたそうです。「放置すると腸が壊死する」という情報に血の気が引き、#7119(救急安心センター)にも相談。最終的に救急車を呼ぶ判断をしました。

当時、自宅には1歳の次男もおり、卒乳していなかったため、救急車には夫が同乗。森野さんは3歳の長女と次男と家に残りました。

「お母さんに伺いたい」救急隊員の一言

救急車の出発を待つ間、救急隊員から「お母さんに話を伺いたいです」と声をかけられたといいます。その時は「母親のほうが詳しいと思われたのかな」と受け止めていた森野さん。しかし、搬送から約30分後、病院から一本の電話がかかってきました。医師からの質問は、息子の体重や生年月日、最後に食べたものなど。

ところが…。

「生年月日は2022年○月▲日?」
「いえ、2020年○月■日です…」

3歳長女と1歳次男の誕生日が“混ざって”いたのです。

さらに「朝食はシリアル」と伝えられましたが、実際は朝食は食べていませんでした。夫は「誰が食べたか主語がなかったから、自分の朝食を答えた」と説明したそうです。

「その場面で息子以外のこと聞くわけないでしょ!?って笑ってしまいました」

電話口から聞こえた医師の困惑と激しいタイピング音が、今でも忘れられないといいます。

「不審者レベルで怪しい」投稿の真意

投稿には、

「さすがに生年月日覚えてないはやばい」
「実質“子どもを連れた不審者”扱いでは」
「うちの夫も同じ」

といった声が殺到しました。

森野さんは当時の心境について、怒りよりも「呆れとおかしさが勝っていた」と振り返ります。

「うろたえている夫の姿を客観的に想像したら、ちょっと怪しすぎるなって(笑)」

日記のような軽い気持ちで、ママ友に話す小ばなしの延長として投稿したとのこと。一方で「夫の悪口を世界に発信するなんて」という批判も寄せられました。

「罵詈雑言ではなく、エッセイやコントの類です。普段の夫は子どもに人気者で、ちゃんと把握しているはず…たぶん」

 “男性あるある”で済ませていいのか

リプライ欄には、「自分の誕生日すら怪しい」「車のナンバーを覚えていない」といった“男性あるある”の声も。しかし、「で済ませてほしくない」という意見もありました。

森野さん自身は、普段から家族で食事をし、日々の出来事を共有しているといいます。

「情報共有していても、いざという時に頼りにならないポンコツっぷりには呆れちゃいました」

母子手帳や必要書類はまとめて渡していたものの、パニック状態ではケースを開けて探すことすら難しかった様子。

「どうしたらいいんでしょうね???」

と、苦笑いを交えます。

息子は無事回復

なお、救急隊員からは出発前に「腸閉塞の可能性は低い」と伝えられていました。最終的に、発熱・嘔吐はインフルエンザによるもので、便秘も浣腸で解消。当日中に帰宅できました。現在は元気に過ごしているとのことです。

緊急時は、誰もが冷静でいられるわけではありません。

「父親なのに把握していない」という単純な話ではなく、パニック時の人間の脆さが浮き彫りになった今回の出来事。家族の情報をどう共有し、どう備えるか…。多くの親にとって、他人事ではない話題となっています。

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