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ゴチ新メンバーで注目!倉科カナの名字のルーツ 「倉科」姓が長野県に集中している理由は

森岡 浩 森岡 浩

「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!27」の新メンバーとなった倉科カナ。その名字はやや難読ともいえるが、「科」は京都の山科などにも使われており読める人は多いだろう。しかし、「倉科」がどういう意味なのかは、あらためて考えてみるとわかりづらい。また倉科カナは熊本県出身だが、「倉科」という名字は長野県に集中しており、ルーツも長野県と考えられる。

倉科の「倉」は倉庫や蔵とは関係がなく、「くら」という言葉の当て字である。古語で「くら」とは、切り立った崖や、そうした崖に囲まれた深い谷を意味していた。地名や名字では縁起のいい漢字を当てることが多く、「暗い」に通じる「くら」には「倉」や「蔵」という漢字を使用した。

一方、「科」という漢字は今ではほぼ「か」としか読まないが、訓読みには「しな」という読み方もある。つまり漢字本来の読み方であり、難読というわけではない。

長野県の旧国名「信濃」は、古くは「科野」とも書いた。この「科野」の「科」の由来には2つの説がある。

1つは「科」はシナノキのことで、信濃国とは「シナノキの生えている国」というもの。シナノキはアオイ科に属する落葉樹で日本固有種である。この説は江戸時代からあり、広く紹介されている。

もう1つが「シナ」という地形に由来するというもの。長野県を流れる信濃川は盆地を削って多くの河岸段丘をつくりあげた。この河岸段丘を、階段を意味する「階(しな)」から「しな」と呼び、後に「科」という漢字を当てたというものである。

いずれにせよ、長野県には埴科、蓼科、立科、明科、仁科、保科など「科」のつく地名が多く、これらに因む「科」のつく名字も多い。

「倉科」のルーツも地名で、千曲市にかなり古くからあった地名に由来している。ここには将軍塚古墳という全長100mに及ぶ前方後円墳があり、科野のクニを治めた王の墓ともいわれている。また、戦国時代には倉科城があり、城主は倉科氏であった。

現在では松本市や安曇野市、大町市に集中している。

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