まずは「店舗に電話で確認」を
なお、緊急避妊薬を取り扱う店舗等における女性薬剤師の常駐が確認できた場合でも、薬の在庫切れ、シフトの関係などで女性薬剤師が不在のタイミングなどがあるという。
そのため、現役薬剤師の方々からは「事前にぜひ電話で確認してほしい」という声が多く寄せられた。
「ノルレボのブランドサイトには、購入・服用までの流れもわかりやすく書かれています。いざという時にあわてなくて済むように、一度サイトを見ておいてほしいです。口頭で伝えなくても、店頭でスマホの画面を見せるだけで緊急避妊薬を必要としていることを伝えられるページもありますし、薬局や店頭で初めて知って『ええ~⁉︎』とならないよう、『服用前セルフチェック』も見ておくといいと思います」(六花一雪さん)
購入の際は、①まずは厚労省のHPから販売対応可能な薬局・店舗であるかを確認 ②事前に薬局・店舗に電話で連絡し、女性薬剤師が在注するタイミングを確認 ③事前に「服用確認チェックシート」を確認し、「事前質問表」に記入して持参し薬剤師に見せる、という手順であれば、かなりスムーズに服用、帰宅が可能になるという。
なお、服用確認チェックシートは取扱い店舗にも置いてあるため、「来店してからの記入も可能」とのことだ。
必要な方にお届けすることが急務
「現在、北海道、埼玉県、熊本県など、緊急避妊薬の取扱い店舗数が極端に少ない道や県があります。これはその地域に緊急避妊薬を取り扱える薬局・薬剤師が少ないということではなく、その地域の医師会と薬剤師会の連携が間に合ってないことが主な原因です。
研修を受け、手続きをし、必要な方に緊急避妊薬をお届けする準備を整えている薬局はたくさんあります。今しばらくお待ちください。『自分の行ける範囲に取扱い薬局がない…』と失望している方に少しでも安心していただきたいです」(六花一雪さん)
SNS上では、望まない妊娠を未然に防ぐための「緊急避妊薬」を、母体保護法指定医師のみが使用できる「経口中絶薬」と誤解している人も少なからず見受けられた。
「長年、産婦人科を受診しなければ緊急避妊すらできなかった日本の女性に、薬局という選択肢が1つ増えました。緊急避妊薬はもっと簡単に手に入るようになると良いと思います。そうなるように、日々適切で丁寧な対応を心がけます」と、Xにポストしていた六花一雪さん。
多くの薬剤師の方々から心強い共感のコメントが殺到した。
◼︎厚生労働省「要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧」